米国の制裁にも中国の通信機器メーカー、ファーウェイ(Huawei)の任正非会長の財産は大きく増えた。
10日、 中国版フォーブスと呼ばれる胡潤(HURUN)研究所が発表した「2019年 中国の富豪順位」によると、任正非会長の財産は昨年より24%増えた210億元(約3兆500億ウォン)で、中国162位を占めた。順位は比較的低かったが、ファーウェイに対する米国の制裁が続いている中でも財産が増え、注目された。
米国商務省が去る5月、自国企業にファーウェイと部品やサービスを取引する際に、政府の許可を受けるようにする内容の制裁を開始し、ファーウェイは困難を経験した。
中国最高の富豪は、電子商取引企業アリババの馬雲(ジャック・マー)が占めた。馬雲と彼の家族は財産2750億元で、昨年に続き今年も1位を維持した。馬雲会長に続いてテンセントの馬化騰会長(2600億元)と恒大集団(エヴァーグランデ)の許家印(シュー・ジアイン)会長(2100億元)が2、3位を占めた。
財産が大幅に減って注目された企業家もいる。検索エンジン百度の李彦宏会長は財産が500億元減少し、小米の雷軍CEOの財産も350億元減少した。
財産が1000億元を超える大富豪は19人で、昨年より7人も増えて過去最大だった。
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