[グローバル証券市場] トランプ、「輸入車への関税賦課を最大半年延期へ」・・・米国株式市場は上昇 ダウ0.45%↑

[写真=聯合ニュース]


15日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場が経済指標の不振にもかかわらず、米国政府が輸入車への関税を最大半年間保留する可能性があるというニュースに支えられ、上昇して取引を終えた。ダウは前取引日比115.97ポイント(0.45%)上げた2万5648.02で終了した。S&P500指数は16.55ポイント(0.58%)上昇した2850.96で、ナスダック指数は87.65ポイント(1.13%)上げた7822.15で取引を終えた。

この日発表された米国の経済指標は不振だった。米国商務省は「4月の小売売上高は前月比0.2%減少した」と発表した。市場の予想値は0.2%増加であった。4月の産業生産もやはり「前月比0.5%減少」し、「変化なし」という専門家たちの期待を外した。

中国も似たような状況だ。中国国家統計局によると、今年4月の中国の小売販売は「前年同期比7.2%増加」したと現れたが、専門家が予想していた「8.6%増加」に比べると依然として低迷している数値だ。

世界経済の中心軸である両国の経済指標が一斉に不振な様子を見せ、市場は下落で出発した。

ただし、市場は過去を語る経済指標より、今後の状況に焦点を合わせる模様だ。ブルームバーグ通信は「ドナルド・トランプ米大統領は、輸入車への関税を最長半年まで延期する可能性がある」と報道した。

ニュースが伝えられ、市場はすぐに上昇に転換した。特に、GM、フォードなど米国の主要自動車企業の株価がそれぞれ0.9%、1.2%上昇し、指数の上昇を牽引した。

USバンク・ウェルス・マネジメント理事のジェフ・クラベッツ氏は「今日の市場の動きは『投資家らが貿易関連のニュースにどれだけ敏感に反応するか』をみせてくれる」とし、「(米中貿易交渉関連)の結果が出るまで、しばらくの間はボックス圏で振動する(range-bound mode)とみられる」と分析した。

ヨーロッパの主要株式市場は上昇して取引を終えた。英国FTSE100指数は前取引日比55.35ポイント(0.76%)上昇した7296.95で終了した。ドイツのDAX指数は107.95ポイント(0.90%)上げた1万2099.57を記録した。汎欧州指数のストックス50は21.40ポイント(0.64%)上昇した3385.78で、フランスCAC40指数は32.91ポイント(0.62%)上げた5374.26でそれぞれ取引を終えた。
 
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