KTは国連食糧農業機関と14日、ソウル市鍾路区に所在したソウルグローバルセンターで、「ICT基盤の世界貧困問題解決に向けた業務協約」を締結したと明らかにした。
締結式には黄昌圭(ファン・チャンギュ)KT会長、Jose Graziano Da Silva国連食糧農業機構事務総長らが出席した。
国連食糧農業機関(UN FAO、Food and Agriculture Organization of the United Nations)は1943年、第2次世界大戦中にFranklin D.Roosevelt米大統領が戦後の世界経済や社会秩序の確立に向け、「4大自由宣言」を提唱したことによって設立が推進された。
両機関は△持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals、以下SDGs)の達成を通じたグローバル食糧問題の共同解決 △KTのICT技術とデータ革新技術を活用した農業技術革新の共同研究 △グローバル青年対象のデジタル農業技術教育と雇用創出計画の共同推進など3分野にわたって協力を進める計画だ。
KTと国連食糧農業機関の業務協約はバングラデシュのGiGA Islandの開所などKTのグローバル社会貢献活動に関心を示した国連食糧農業機関が2018年8月、KT本社を直接訪問したことから始まった。
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