尋問を終え留置場へ向かった元BIGBANGのV.I、「性接待・売春・横領容疑」に対する逮捕状棄却

[写真=聯合ニュース]


元BIGBANGのメンバーV.Iの逮捕状が棄却された。

14日、V.Iは腰縄をつけて裁判所から留置場へと向かった。

同日午前10時30分、ソウル瑞草区ソウル中央地方裁判所でV.Iと投資会社の共同設立者であるユ・インソク元ユリホールディングス代表の拘束前被疑者尋問(令状 実質審査)が行われた。

ユリホールディングスの共同代表を務めていた2人には、投資者に性接待あっせんをした疑いや自身が運営していたクラブの資金を横領した疑いや食品衛生法違反、買春の疑いなどが持たれている。

固い表情で裁判所へ向かったV.Iは、「売春の斡旋を認めるのか」「横領の疑いを認めるのか」などの取材陣の質問には答えなかった。またユ・インソクも取材陣の質問には答えず、裁判所へ向かった。

2人に対する令状実質審査は約2時間半に渡って行われた。V.Iは違法わいせつ物の流布などの疑惑もあったが、容疑が明確に現れず、V.Iに対する逮捕状には含まれなかったと伝えられた。しかし、V.I側は食品衛生法違反を除く全ての容疑を否認している。

ソウル中央地裁のシン・ジョンヨル令状専門担当部長判事は「主な容疑である法人資金横領の部分は、ユリホールディングスおよびバーニングサン法人の法的性格、株主構成、資金引き出しの経緯、資金の使用先などに鑑みて刑事責任の有無および範囲に関して争いの余地がある」とし、バーニングサンの資金横領に対して拘束の必要性がないと判断した。

 続いて性接待あっせんおよび買春などその他の容疑に関しても「残りの容疑の部分に関しても容疑の内容および疎明の程度、被疑者の関与・範囲、被疑者尋問を含めた捜査経過とこれまで収集した証拠資料などに鑑みて証拠隠滅などのような拘束自由を認めるには難しい」と明らかにした。また「このような理由で現段階から被疑者に対する拘束の必要性と正当性を認めることはできず、逮捕状請求を棄却する」と説明した。
 
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