映画「小公女」が今年6月29日から7月13日まで開かれた第17回ニューヨーク・アジア映画祭で「タイガー・アンケージド」最優秀長編映画賞を受賞したと配給会社CGVアートハウスが18日明らかにした。
女優イ・ソムと俳優アン・ジェホン主演の映画「小公女」は、韓国映画の中で唯一、コンペティション部門にノミネートされて受賞の栄誉をつかんだ。
チョン・ゴウン監督のデビュー作である「小公女」は、家はなくとも仕事も恋愛も自分なりのやり方で向き合う女性の、都市でのその日暮らしを描いた作品だ。
「第22回釜山国際映画祭」で紹介され、拍手の洗礼と熱狂的な反響を得た最高の話題作として浮上した「小公女」は、「第43回ソウル独立映画祭」で観客賞を受賞するなど、今年3月に公開される前からマスコミや評論家はもちろん観客から大きな好評を得た。
特に、主演女優イ・ソムは今最も大切で好きなもののために家を諦めた自主的なホームレスのミソ役を務め、一風変わっているがラブリーな魅力をアピールして注目を浴びた。また、俳優アン・ジェホンは愛する彼女と一緒にしたいことも、してあげたいことも多いが、あげられるのは心しかないウェブ漫画作家志望のハンソル役を務め、現実彼氏のリアルな演技を披露した。
映画祭側は「小公女」について、「ストーリーは単純だが説得力があり、かわいらしいキャラクターが信頼感を与えた」と選定された理由を伝えた。
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