パク・クネ大統領の美容師、セウォル号事故当日大統領府で大統領の髪をセット

[写真=亜洲経済(7日午前、パク・クネ大統領のヘアスタイルを担当するチョン・ソンジュ院長が運営する江南区清潭洞の「TONY&GUY」に記者たちが集まっている)]

2014年4月16日、ウォル(歳月)号沈没事故当日パク・クネ大統領が髪をセットするのに90分を所要したということが報道され非難と叱咤が殺到しているなか、セウォル号の事故当時、「パク・クネ大統領の7時間の空白」について真相究明を要求するセウォル号の遺族と国民の問に終始一貫して知らないふりをしていた大統領が口を開いた。

大統領府(青瓦台)イ・ヨンソク警護室次長は5日、「チェ・スンシルゲート」国政調査特別委員会で「セウォル号7時間」の疑惑と関連し、“確認した結果、セウォル号惨事当日外部から大統領官邸に入った人員はないものと確認された”と答えたことがある。

しかし、6日、“セウォル号が沈没していた4月16日、江南区清潭洞の有名な美容院の美容師を呼んで髪のセットをするのに90分を無駄にした”ということが報道され、大統領府は“中央災難安全対策本部訪問指示をし、警護が出動準備をす間に書面報告を受けながら20分間髪の手入れをした”と説明した。

 

[写真=亜洲経済(7日午後1時35分頃、チョン院長が戻った「TONY&GUY」の3階の入口の窓に取材を拒否する黒いビニール袋が張られた)]

一方、パク大統領のヘアスタイルを担当している江南区清潭洞「TONY&GUY」のチョン・ソンジュ院長は常連だったチェ・スンシル氏の紹介で10年くらい前からパク・クネ大統領の髪を担当してきたという。

7日の朝もチョン氏はパク大統領の髪をセットして自分が運営する美容室に午後1時24分頃歩いて到着したが記者たちのインタビュー要請には何も答えなかった。

しばらくして、美容室に窓には黒いビニールが張られ取材拒否という意思を伝えたまま姿を現さなかった。

現在、国会捜査特別委員会はチョン・ソンジュ院長の証人出席を要求した状態だ。

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