国防部、日韓軍事協定(GSOMIA)来週仮署名予定

[写真=聯合ニュース (日韓軍事協定推進を反対する市民団体)]


国防部が来週、日本と推進している日韓軍事情報協定(GSOMIA)が仮署名を行う予定だ。「影の実力者、チェ・スンジルゲート」で政局が混乱している状況で政府がGSOMIA締結に速度を出し、議論が予想される。

ムン・サンギュン国防部報道官は11日、“来週、日韓のGSOMIA締結のための3回目実務協議を開き、仮署名をする予定”と明らかにした。

ムン報道官は“日本側と協定主要内容について意見を一致した”と、“現在まで協議された文案について法制所に事前審査を依頼するように外交部に要請した”と話した。国防部は法制処の審査以後、次官会議上程、国務会議の議決など必要な手続きを経て日本側と正式署名する計画だ。

先だって、日韓両国は1日と9日、二回にわたってGSOMIA締結に向けた実務協議を排滓し、協定文案について合意した。日本が協定の締結を促しながら双方は来月初めまでに署名することに共感を形成したという。

GSOMIAは特定国家同士が軍事機密を共有するために結ぶ協定だ。日韓両国は2012年イ・ミョンバク政府当時、締結直前まで行ったが秘密裏に推進したという非難を受けながら急きょキャンセルされたことがある。

しかし、今回はパク・クネ政府がきちんとした手続きと過程なしにGSOMIAを強行推進しているという評価が出ている。チェ・スンシルゲートでパク・クネ政府の国政運営動力が喪失された状態でGSOMIAを強行推進することをめぐって国民の目を避けて拙速に処理しようとするのではないかという批判が提起されている。

日本軍慰安婦、独島(竹島)、歴史歪曲などで日本の安倍政権に対する国民の情緒がよくない状況であるため、4年前よりもっと激しい影響が予想される。すでに野党と市民社会団体ではGSOMIA締結を反しており、日韓両国政府が合議しても署名が可能かどうかは不透明である意見が出ている。野党の推薦を受けた責任総理が反対する場合、GSOMIAは再び霧散するという観測も出ている。

ムン報道官は“安保的に必ず必要な事項と判断し、計画された日程に基づいて推進する立場”と主張しており、反対世論にも構わず強行するという意思を明確にしているため議論はさらに大きくなる見通しだ。

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