13日、韓国石油公社と精油業界によると、10日に全国のガソリンスタンドで販売されたガソリンの平均価格は1435.99ウォンと集計された。先月24日には1404.27ウォンを記録し、1400ウォン台に上がった後、約20日間で新たに30ウォンほど上がったのだ。
軽油価格も高騰中である。先月30日に1200ウォン台まで上がり、10日には1223.24ウォンだった。ソウルに範囲を狭めると、平均価格はこれより1000ウォンほどより高い。10日、ソウル地域のガソリンスタンドが販売している平均ガソリン価格は1536.95ウォンで、軽油価格は1323.96ウォンだった。
ガソリンスタンドだけでなく、来月から国内線に乗るときは運賃の他に燃油サーチャージ1,100ウォンを追加で出さなければならない。燃油サーチャージは、シンガポール航空燃料の2ヶ月の平均価格が1ガロン120セントを超えると国内線に、150セントが超えると国際線に課されるが、先月の平均は131.4セントを記録したためである。
最近、低油価の影響で国内線は今月までの6ヶ月、国際線は10ヶ月の間燃油サーチャージが加算されなかった。国際線の来月の燃油サーチャージ賦課は16日に決定され、いつでもすぐに燃油サーチャージが加えられる可能性が大きくなる状況である。
このように油の値が上がるのは、国際原油価格が安定した上昇を見せたためである。2014年半ばまで1バレル110ドル台だった原油価格は続けざまに下落し、今年1月には12年ぶりに最も低い28ドル台まで下がった。
しかし最近、国際原油価格のベンチマークであるブレンド油とアメリカ西部テキサス産の原油(WTI)先物価格が相次いでバレル50ドルを突破した。
(亜洲経済オンライン)
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