サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長が欧州出張を終え、13日に帰国した。BMWやメルセデス・ベンツなどのグローバル完成車顧客と幅広く会合し、協力策を模索したと解釈される。
李会長は当日正午12時45分、ソウル市江西区のソウル金浦ビジネス航空センター(SGBAC)を通じて入国した。出張期間中にヨーロッパの顧客と会ったかという質問に「はい」と短く答えた後、現場を離れた。
今回の出張には、チェ・ジュソンサムスンSDI社長も同行した。チェ社長は入国場で、「ヨーロッパの多くの顧客と会ってきた」と取材陣に説明した。また追加受注の可能性については「一生懸命やります」と答えた。
サムスンSDIの顧客企業には、BMWやフォルクスワーゲンなど、複数の欧州自動車メーカーが含まれる。
特にBMWとは全固体電池の実証を目的とした業務提携(MOU)を締結し、協力を継続している。これは韓国のバッテリー企業の中で、グローバルな完成車メーカーと全固体バッテリーの性能検証に取り組む初の事例でもある。
さらに、メルセデス・ベンツへのEV(電気自動車)向けバッテリー供給に向けた裏での協議が進められていると伝えられた。李会長は昨年11月に韓国を訪れたメルセデス・ベンツグループのオラ・ケレニウス最高経営責任者(CEO)と電装部品など未来モビリティ技術に関する協力策について議論したことがある。
このような李会長の活発な動きに、業界では追加受注の可能性を期待している。
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