
[写真=亜州経済]
水泳選手パク・テファン(朴・泰桓)のオリンピック出場の希望が挫折された。
大韓体育会は6日午後、第1次スポーツ公正委員会を開き、禁止薬物陽性反応を見せた選手に対して懲戒満了後3年間は国家代表になれないという選抜規定を改正しないことで意見を一致した。特定の人のために国家代表選抜規定改正はできないという結論だった。
パク・テファンは仁川アジア大会の開幕直前である2014年9月3日、ドーピングテストで陽性の反応が出ており国際水泳連盟(FINA)から18か月間、選手資格停止懲戒を受けた。この処分は3月2日に終わったが、大韓体育会国家代表選抜規定により、2016リオデジャネイロオリンピック韓国代表としては選ばれない状況であった。
パク・テファン側は25日から開かれるリオオリンピック競泳代表選抜大会を準備しながら既存の国家代表の選抜規定の改正を通してオリンピックに出場できることを望んでいたが、スポーツ公正委員会で規定を変えないことにし、リオ行きは挫折された。
一方、2014年仁川アジア大会で獲得したメダル6個は剥奪された。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。