ハンファテックウィン労使間の賃金・団体交渉案の妥結

[ハンファテックウィン労使間の賃金・団体交渉案の妥結]



ハンファテックウィンの労使が15日、「2015年度賃金・団体交渉案」交渉を妥結した。 彼らは同日、京畿道城南市の板橋(パンギョ)R&Dセンターで2015年の賃金団体交渉妥結調印式を行った。

この席には会社代表のキム・チョルギュ、シン・ヒョンウ代表取締役と労組代表のキム・ギョンヒョン、キム・ドンウォン企業労組共同委員長が出席した。

交渉案の内容は基本給1.5%の引き上げ、定年60歳延長、賃金ピーク制の導入などだ。 ハンファテックウィンは今回の賃金団体交渉の妥結をきっかけにこれまであった労使間の争点が終わり、労使間の共存のための新しい労使和合モデルを作ると説明した。

サムスンテックウィンは6月29日に株主総会を開き、ハンファグループに売却され、ハンファテックウィンに社名を変更した。

この過程でサムスンテックウィン支会は労働条件の維持、処遇の保障、雇用安定などを要求し、京畿道城南市の商工会議所と昌原(チャンウォン)市の第2事業場で4ヵ月間ストをしたりもした。

企業労組執行部は以前に進行していた賃金・団体交渉案が賛否投票の結果否決され、11月9日辞任した。 以降、新執行部が構成され、12月初めから再び交渉に突入した。

一方、賃金団体交渉に参加していなかった金属労組支会は「認められない」と反発した。

金属労組の関係者は"今回の賃金団体交渉は企業労組が会社側の主張を一方的に受け入れた結果"だとし、"会社側が提示した条件にはんこさえ押せたので、交渉と見ることもできない"と批判した。
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