主婦の91%が家事よりも職場生活を希望



就学前の子供を持つ女性の90%が、家事よりも職場での生活を希望していることが分かった。女性の就職復帰への最大の障害が「育児の負担」である。

26日、統計庁が発表した「就学前の子どもを持つ女性の生活と意識調査」によると、就学前の子供を持つ女性の90.9%が「仕事を持つ方が良い」との見解を明らかにした。就学前の子供を持っている働く母親(過去1週間でも仕事をしたことがある人)の中で93.8%が仕事を持つ方が良いと答えた。

女性の就職の最大の障害要因としては、72.8%が「育児の負担」を挙げた。就学前の子供がいない女性は育児の負担51%、社会的偏見や慣行17.6%、不平等な労働条件11.3%の順だった。

働く母親を対象に、仕事と家庭生活の優先度を調査した結果、子供を持つ母親は、30.4%が仕事を優先すると答えた。このうち、子供のいない主婦は33.2%であった。一方、家庭を優先するという母親は20.8%にとどまった。

また、就学前の子供がいる女性のうち72.5%は、家庭生活の中でストレスを感じていると答えた。

家事の分担については、就学前の子供がいる女性の53.5%が家事を妻が主導するか、公平に分担(45.2%)しなければならないと答えた。

今後最も必要とするか増やすべきだと考えている福祉サービスは、「児童養育支援とケアサービス(57.4%)」であった。

就学前の子供がいる女性のうち69.1%は、週末や休日に「家事」をしながら時間を過ごしていることが分かった。

(亜洲経済オンライン)
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