開発した炭素繊維の引っ張り強度は6・6ギガパスカルで、引っ張り弾性率は324ギガパスカル。従来品の高強度タイプ「T1000G」の引っ張り強度は6・4ギガパスカルに対し、引っ張り弾性率は294ギガパスカルだった。同時に完成したプリプレグは、引っ張り強度と耐衝撃性を両立させるマトリックス樹脂技術を開発して完成した。これを「T1100G」と組み合わせ、航空・宇宙分野の構造部材などで要求される極限性能を実現できるという。
(亜洲経済オンライン)
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