現代モービス、CES 2026で未来自動車の技術を公開…北米攻略

[写真=現代モービス]
[写真=現代モービス]

現代モービスが来年、米ラスベガスで開かれるCES 2026に未来自動車の技術を公開し、グローバル完成車の顧客会社の確保に乗り出す。 ホログラムを通じて運転席で走行情報を確認する超大型ディスプレイなど、30種余りの新技術を現場に披露する。

現代モービスはCES 2026で電装・電動化・シャーシ・走行安全技術を一つの統合生態系に構成して紹介すると9日、明らかにした。 「進化の層」をテーマに技術間の連結と融合を強調する。

ブースは一般公開型ではなく、事前招請方式の「プライベート展示場」として運営し、内実を固める。 北米と欧州を含むグローバル完成車の購入及び技術総括役員の訪問が予定されている。

展示空間では現代モービスが野心的に準備した代表コックピット統合ソリューションのM.VICS 7.0と電子式制御装置であるX-by-Wire技術を確認することができる。

自動車インフォテインメント技術を総網羅したコックピット統合ソリューションは、前面ガラス窓に走行情報を投影するホログラフィックウインドシールドディスプレイと上下に拡張可能な18.1インチ大型ディスプレイ、審美性と操作性を強調したコンソール操作系など革新技術が集約された。

また、別の新技術であるX-by-Wireは、機械的な連結なしに電気信号でステアリングと制動を制御する技術だ。 現代モービスは X-by-Wireに二重安全装置も適用した。 ステアリング機能にエラーが発生しても、制動装置が車両を安全に作動するように具現した。

この他にも拡張現実ヘッドアップディスプレイ、低電力ディスプレイ、高性能・普及型電気自動車駆動システムなど、電装・電動化・シャーシ分野の新技術を一緒に展示する。

現代モービスは先端モビリティ部門で優れた力量を認められた。M.VICS 7.0に搭載したホログラフィックウインドシールドディスプレイ(HWD)は先月、米消費者技術協会(CTA)のCES 2026革新賞を受賞した。 HWDは、現代モービスがドイツの光学企業であるZEISSと提携し、世界で初めてホログラフィックフィルムを活用して開発中の超大型ディスプレイ技術である。 運転席の前面部に走行情報がリアルタイムで具現され、安全性と利便性を同時に確保した。 現代モービスはHWD技術を2029年までに量産し、主力品目として育成する。

現代モービスは、グローバル受注拡大に向けた歩みを続ける計画だ。 CESをはじめとするグローバル展示会やロードショーなどを通じ、北米や欧州の主要市場でアグレッシブなプロモーションを展開する。 これを通じ、2033年までに核心部品分野でグローバル顧客会社の売上比重を40%まで拡大する方針だ。
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