![[写真=ハンファオーシャン]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/20/20250820105735521449.jpg)
ハンファオーシャンが現代建設とともに、韓国海上風力産業のサプライチェーン強化のための協力に乗り出す。
ハンファオーシャンは19日、現代建設と国内海上風力事業協力のための了解覚書(MOU)を締結したと明らかにした。 今回のMOUを通じ、両社は新安ウイ海上風力事業を皮切りに、韓国海上風力EPC(設計・調達・施工)パートナーシップを構築することで合意した。
ハンファオーシャンが海上風力発電機設置船(WTIV)を直接乾燥させ、主要サプライチェーンの国産化に寄与するという内容も含まれた。
ハンファオーシャンは昨年12月、ハンファ建設部門から風力事業を譲り受け、新安ウイなど2GW規模の海上風力発電事業許可を確保、開発・施工力量を同時に備えた事業者に跳躍した。 これまで蓄積してきたWTIVの建造力量は海上風力の核心供給網の国産化に貢献し、海上風力産業の競争力強化を後押しする核心資産と評価される。
現代建設は韓国海上風力EPC先導企業として、韓国初の海上風力団地である西南海実証団地と済州翰林海上風力事業を竣工した技術力と経験を保有している。
ハンファオーシャンが推進中の新安ウイ海上風力事業は今年10月、金融約定締結と着工を控えており、現代建設は施工出資者および共同請負会社として参加する。 特に、ハンファオーシャンは15MW級の大型海上風力発電機の設置が可能なWTIVを直接建造し、2028年上半期に現場に投入する計画だ。 これは韓国海上風力事業で運用されるWTIVの中で最大規模になる見通しだ。 下部構造物、海底ケーブルおよび海上変電所の製作・設置など主要供給網もまた国内業者で構成する予定だ。
同日、両社は今後推進する国内海上風力事業に新安ウイ海上風力と類似した方式で共同参加する案について合意した。 さらに、現代建設が推進する海上風力事業にハンファオーシャンが建造したWTIVを活用することを決めた。
現在、国内海上風力発電団地の建設現場には中国で運営中の船舶を韓国国籍に変更して投入しており、特定事業者は中国造船所で建造中のWTIVを国内に投入する計画を積極的に広報するなど、韓国海上風力発電の供給網が脅かされている。
こうした中、両社のMOU締結は民間レベルで海上風力事業の核心供給網を国産化し、先制的にエネルギー安保の強化に乗り出す効果をあげるものとみられる。
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