![[写真=LG電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/20/20250820112553613970.jpg)
LG電子が空気質専門家たちと提携し、快適な室内環境造成のための空気清浄センサーとフィルターを開発する。
LG電子のES事業本部・空気科学研究所は韓国室内環境学会と共に、20日に「気候変化による室内空気質イシューとソリューション用意」を主題にシンポジウム(symposium)を開催した。
室内空気中のPM2.5とPM10、有害ガスである揮発性有機化合物(TVOCs)、微生物およびウイルスなどが呼吸器・皮膚・神経疾患など健康に及ぼす影響と空気質管理ソリューションの必要性を知らせるためだ。
この日、室内空気質・環境・建築など多様な分野の教授を含む専門家たちはますます蒸し暑くなる天気と大気質変化を勘案し、既存の粒子状物質とは異なる要素による空気質改善が必要だという意見を深く議論した。
LG電子は今回発表された結果と議論された内容を基に、共同研究を通じて室内空気質改善ソリューションの性能向上のための技術・製品開発に積極的に活用する予定だ。
LG電子は2018年に空気科学研究所を設立し、集塵、脱臭、除菌など空気清浄関連の核心技術の研究開発を行ってきた。 実際、ピュリケア空気清浄機、フィセンエアコン、フィセン除湿機などLG電子エアソリューション製品全般に多様な空気質改善ソリューションを開発・適用している。
今年初めにはシックハウス症候群の誘発物質であるホルムアルデヒドとペットの排便臭いの原因であるアンモニアをはじめ、料理する時に発生する油蒸気などの汚染源を感知するAI空気質センサーを新たに開発し、ピュリケア空気清浄機の新製品に適用した。
ディープラーニングで学習した新製品のAI空気質センサーは、3種(ホルムアルデヒド、アンモニア、揮発性有機化合物)の有害ガスと油蒸気を感知し、ガスの種類と汚染度によって空気清浄することを韓国標準協会から検証された。
空気科学研究所で開発した次世代フィルターである「ピュリ脱臭清浄Mフィルター」は既存のピュリ脱臭清浄Gフィルター対比脱臭性能が40%以上向上した。 マイクロ気孔が形成されており、ガスを吸着できる新素材であるMOF(Metal Organic Framework、金属有機構造体)を適用したのが特徴だ。
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