2026. 11. 07 (土)

障害者企業支援センター、第9回『ディテック公募展』で障害者に優しい技術・デザインを発掘

  • 151チームが参加、賞金100万円を授与

第9回ディテック公募展の受賞者と関係者が記念撮影を行っている
第9回ディテック公募展の受賞者と関係者が記念撮影を行っている。 [写真=張基鍾]
障害者企業支援センターは、4日にソウルのドリームプラス江南イベントホールで法律事務所DLGなどと共同で『第9回ディテック(D-Tech)技術・デザイン公募展』の最終審査及び授賞式を開催し、障害者当事者が参加した優秀チームに特別賞を授与したと5日に発表した。

ディテック公募展は、障害者の日常の不便を解決する技術やデザインを発掘し、これを事業化に結びつけるために設けられた。障害者企業支援センターは、今年初めて共同主催機関として参加し、受賞者特典を拡大し、障害者起業・技術事業化支援事業の参加者に対して公募展を積極的に広報するなど、障害者当事者の参加を促進した。

今年の公募展には、過去最多の151チームが参加し、高い関心を示した。特に、障害者が代表またはチームメンバーとして参加したチームは、昨年の6チームから27チームに4.5倍増加し、障害者当事者の参加が大幅に拡大した。また、決勝進出10チームのうち5チームが障害者参加チームであり、決勝ではインキュベーティング部門最優秀賞(ヒーリングハート)と優秀賞(ビーイーエヌラボ)を障害者参加チームが受賞した。

1人中度障害者企業の『ビーイーエヌラボ』は、障害者事業主のための人工知能書類作成支援アプリ『エイブルフロー』でインキュベーティング部門優秀賞を受賞した。ビーイーエヌラボの代表は、重度の火傷による複合障害が生じた後、新たな出発のために創業を準備する過程で経験した困難を基に、音声や写真入力のみで支援事業申請書などの書類作成過程を簡素化するサービスを開発したと述べた。

インキュベーティング部門最優秀賞(創業振興院機関長賞)は、マッサージ院を運営する視覚障害者事業主が音声で予約変更などの業務を直接管理できるよう支援する『ノンスクリーン業務支援技術』を発表した『ヒーリングハート』が受賞した。ヒーリングハートチームは、40年の経験を持つ国家公認マッサージ師が顧問として設計に参加するなど、実使用者の経験を忠実に反映するために努力したと述べた。

アクセラレーティング部門特別賞(障害者企業支援センター理事長賞)を受賞した障害者企業『ヒアインパクト』の聴覚補助機器循環貸出サービス『イヤーバンク』は、人工内耳を装着した聴覚障害者当事者の経験が反映された事業アイテムである。補聴器や人工内耳の外部装置など聴覚補助機器は法律上、個人間の中古取引が不可能なため、使用しなくなった場合でも廃棄されることが多い点に着目し、ユーザーから寄付された機器を検査・消毒し、必要なユーザーに貸し出すプラットフォームを開発した。

障害者企業支援センターは特別賞受賞者に賞金100万円を授与し、創業・経営の専門家である障害者企業指導者の助言を提供する。

なお、昨年開催された第8回公募展では、片麻痺障害者も安全に使用できる多機能キッチンまな板と人工知能(AI)基盤の障害者雇用連携プラットフォームが障害者企業支援センター理事長賞を受賞した。

朴マル 障害者企業支援センター理事長は「障害者のための技術を発掘する公募展に障害者当事者の参加が増え、優れた受賞実績を上げたことは非常に鼓舞的なことである」と述べ、「障害者が自身の経験とニーズに基づいて直接アイデアを出し、製品を開発することで、単なる技術の受益者ではなく、革新の主体としての能力を発揮する機会を拡大していく」と語った。



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