2026. 11. 07 (土)

金海市の微細粉塵安全網、脆弱施設支援は4%...削減効果の検証が課題

  • 保育園・高齢者施設871カ所中34カ所支援...休憩所37カ所の利用実績未集計

  • 粉塵発生事業所の36%を点検し22カ所を摘発...再犯も確認

金海市の4・5等級ディーゼル車減少推移
金海市の4・5等級ディーゼル車減少推移[写真=金海市]


金海市は微細粉塵の削減のために事業所の施設改善や老朽車両の早期廃車を支援しているが、保育園や高齢者施設など脆弱層利用施設のうち、削減施設を支援を受けたのはわずか4%に過ぎないことが確認された。

市は防止施設の設置や車両支援の実績を管理しているが、事業ごとの汚染物質削減効果は別途評価していない。

金海市が3日に発表した『環境安全網強化』対策に関連して、本紙が事業の成果と運営実態について追加で質問した結果である。市は来年も老朽車両・建設機械の低公害化事業に19億3400万円を投入する計画だが、施設の設置や取り締まりの実績が実際の大気質改善にどれほどつながったかを確認する資料は限られている。

脆弱施設支援は4%...休憩所利用者数も把握できず

市の公式回答によれば、金海地域の保育園290カ所と高齢者施設581カ所など871カ所のうち、微細粉塵回避・削減施設を支援を受けたのは34カ所(約4%)である。

内外洞の微細粉塵集中管理区域には、窓取り付け型換気システム28台、微細粉塵アラート13台、測定器3台、吸引マット3台、エアシャワー2台、休憩所1カ所など、6種類50台の施設が設置されている。

今回の回答に出てきた『50台』は機器の数であり、『34カ所』は支援を受けた保育園・高齢者施設の数である。異なる集計基準が適用された数値であり、施設が設置された場所が50カ所であることを意味するわけではない。

市は正常稼働の有無や高濃度微細粉塵発生時の活用状況を点検していると回答した。しかし、施設設置前後の微細粉塵濃度がどれほど変化したかは示されていない。この施設は2017年から2019年頃に道の補助事業として設置され、他の地域への拡大計画は現在ない。

別途指定・運営中の微細粉塵休憩所37カ所の利用状況も確認が難しい。ほとんどが高齢者施設や行政福祉センターに設置されているが、市は休憩所の利用実績を別途集計していない。

高濃度微細粉塵が発生した場合、電光掲示板やSNS、行政福祉センターを通じて位置や利用方法を案内するという説明である。利用需要を把握できなければ、施設配置や運営方法の適切性を判断することも難しい。

事業所管理では、取り締まり範囲や再犯問題が確認された。金海地域の粉塵発生事業所は422カ所であり、市は今年152カ所(36%)を点検し22カ所を摘発した。点検対象の14.5%で、報告・変更報告未履行や粉塵発生抑制措置不十分などが確認された。

市は違反内容に応じて告発・警告・過料の徴収・改善命令などを行った。追加の質問には再犯事例があると回答し、処分後の改善状況を再点検中であると説明した。しかし、再犯事業所の数や改善完了状況は示されていない。

今年上半期には、小規模事業所3カ所に大気汚染防止施設設置費2150万円、大気排出事業所164カ所にIoT測定機器設置費5220万円を支援した。これらの支援事業に投入された金額は合計7370万円である。

防止施設設置費は国費50%・道費16%・市費24%・自己負担10%、IoT測定機器設置費は国費40%・道費8%・市費12%・自己負担40%で分担される。IoT測定機器は電源断絶や通信不良などの異常情報を確認するために活用される。現在まで支援事業所で排出・防止施設の不適切運営が摘発された事例はないと市は説明している。

しかし、防止施設の支援が実際に排出量をどれほど低下させたかを市は別途測定・評価していない。市は国家微細粉塵情報センターの排出量統計を確認できると回答した。支援事業所3カ所周辺の大気質は、慶尚南道保健環境研究院がモニタリングしており、事業終了後に成果を確認する予定である。

車両分野では、登録台数の減少が顕著である。金海の排出ガス5等級ディーゼル車は2022年1万2598台から今年9月末には5155台に約59%減少した。4等級も1万4848台から8297台に約44%減少した。市はこの数値には補助金支援を受けた早期廃車のほか、自然廃車や他地域への登録移転による変化が含まれていると説明した。

市は既存車両に取り付けた削減装置が性能を維持できるよう、管理方法やクリーニング申請手続きを定期的に案内する方針である。所有者が変更された車両にも管理事項を伝え、点検漏れを減らすと説明している。

来年の低公害化事業支援対象は運行車440台、建設機械90台など530台である。運行車には4等級早期廃車437台、微細粉塵・窒素酸化物同時削減装置取り付け2台、1t貨物車の電動化改造1台が含まれる。

4等級早期廃車の規模は、現在登録されている4等級ディーゼル車の約5.3%である。生計型運転者への優先支援基準はなく、小規模事業者は指針に従って基本補助金に100万円を追加支援されることができる。

金海の超微細粉塵の年平均濃度は、2019年21㎍/㎥から2024年には13㎍/㎥、昨年は14㎍/㎥と集計された。昨年の数値は年平均大気環境基準である15㎍/㎥以内だが、前年よりも1㎍/㎥高い。ただし、大気質は気象や外部の影響など多くの要因に左右される。個別事業の削減効果を別途算定しない状況で濃度改善を特定の事業の成果と結びつけることは難しい。

市は大気環境測定網6カ所と微細粉塵信号灯30台を運営し、冬・春季の高濃度微細粉塵への対応を強化する方針である。





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