2026. 10. 20 (火)

現代ロテム、現代ウィアの防衛事業を買収決定…垂直統合の加速

  • 戦車生産から主砲製造までの垂直統合

現代ウィアが2025年ソウル国際航空宇宙および防衛産業展示会で公開した軽量化105㎜自走砲。
現代ウィアが2025年ソウル国際航空宇宙および防衛産業展示会で公開した軽量化105㎜自走砲。[写真=現代ウィア]
現代ロテムは、現代自動車グループの子会社である現代ウィアの特殊事業部を買収し、防衛分野における垂直統合を進めることを決定した。買収が完了すれば、現代ロテムは戦車の生産から、主要武装である大口径砲の製造までを手掛けることになる。現代ウィアは、熱管理などの未来車部品事業に注力する。
現代ロテムは19日、現代ウィアの特殊事業部を3583億8600万円で買収することを公表した。買収金額は、特殊事業部の営業価値4800億円から、賃貸対象の土地・建物1170億円を除いた金額である。
両社はこの日、取締役会を開き、特殊事業部の営業資産・負債など事業一切を譲渡する案を可決した。200人以上の特殊事業部の従業員は全員雇用が継続される。慶南昌原市成山区にある特殊事業部の生産工場は、現代ウィアが所有権を維持し、現代ロテムが賃貸して使用する形で運営される。
現代ウィアは、来月27日に臨時株主総会を開き、営業譲渡案に対する賛否投票を行う予定である。譲渡完了予定日は来年3月31日である。
現代ウィアは今回の売却により、母体事業である防衛事業を整理することになる。特殊事業部は1976年の会社設立以来の核心事業であり、K9自走砲の砲身やK2戦車の主砲など大口径砲を主力に生産している。防衛分野の売上が拡大する中、最近特殊事業部の組織を2チームから5チームに再編成した。
現代ウィアは今回の売却後、主力事業として育成している熱管理とロボティクス部品の生産に集中する方針である。
現代ロテムは今回の買収により、K2戦車の完成体生産から主要武装である主砲製造まで事業領域を拡大できると期待している。これにより部品供給網の安定性を高め、輸出競争力を強化する計画である。
現代ロテムは今回の買収目的について、「防衛分野の垂直統合、事業多角化による競争力確保および未来成長力の向上」と述べた。



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