14日午前、蔚山(ウルサン)温山国家産業団地内の化学製品製造工場で連続爆発を伴う大規模な火災が発生し、引火性物質が保管されている貯蔵タンク複数基に火が燃え移るなど、一帯が緊迫した状況に包まれている。
蔚山消防本部によると、この日の午前9時41分頃、蔚山広域市蔚州郡温山邑学南里に位置する石油化学物質の流通・保管業者「釜昇化学(プスンファ化学)」工場の屋外貯蔵タンク付近で火災が発生した。
事故当時、工場周辺には「ドカン、ドカン」と激しい連続爆発音とともに、真っ黒な煙と刺激臭が立ち込めて空を覆った。当局によると、最初にトルエンなどの引火性液体を小分けして作業していた工程で発生した火花が瞬く間に広がり、同区域内にある第4類危険物(シンナー、エタノール系など)を保管する屋外貯蔵タンク7基すべてに火が燃え移ったことが確認された。
今回の火災により、近隣の工場や大規模工事現場である「エスオイル(S-OIL)シャヒンプロジェクト」の建設現場で作業していた労働者ら数千人が急きょ作業を中断し、安全な場所へと緊急避難する騒ぎとなった。幸い、事故当時タンク付近で作業していた釜昇化学の労働者らは素早く避難し、現時点で公式に確認された人身被害はないと伝えられている。
通報を受けた消防当局は午前10時4分頃に「対応1段階」を発令し、化学消防車などの装備を動員して消火作業を行っている。現在、消防当局は火災が発生した7基の貯蔵タンク内の危険物が完全に燃え尽きるのを待ちながら、周囲への拡大を防ぎ拡散を遮断することに全力を注いでいる。
蔚州郡は事故直後、災害安全メールを送信し、近隣住民に安全への注意を呼びかけ、車両を迂回させるよう案内した。消防当局と警察は、火を完全に鎮火したのち、正確な火災原因や詳しい被害規模を調査する方針だ。
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