2026. 10. 06 (火)

李在明政府2年目の国政監査、国政を正す機会とすべき

国会保健福祉委員会が先月29日、国会で開催された保健福祉委員会全体会議で与野党が部分合意した国政監査の証人・参考人出席要求の件を処理している。
国会保健福祉委員会が先月29日、国会で開催された保健福祉委員会全体会議で与野党が部分合意した国政監査の証人・参考人出席要求の件を処理している。 (写真=聯合ニュース)


李在明政府の2年目の国政監査が6日に始まる。今後3週間、国会各地で与野党の激しい攻防が繰り広げられる見込みである。昨年の国政監査は政権発足からわずか4か月余りで行われたが、今年は異なる。李在明政府が1年以上推進してきた政策と国政運営の成果と限界を本格的に検証する初めての国政監査である。

すでに戦線は広がっている。共に民主党は『政策・民生国政監査』を掲げ、政府の国政成果を強調する立場である。一方、国民の力は不動産や財政、安全保障、人事など国政全般の問題を掘り下げる『失政検証』を狙っている。検察庁廃止を含む刑事司法制度の改革、不動産と賃貸難、財政問題、対米投資と通商交渉など、いずれも軽視できない課題である。

国政監査が必要な理由はここにある。国政監査は政府を叱責する場ではない。だからといって政府政策を宣伝する舞台でもない。行政が国民の税金を適切に使用したか、政策が当初の意図通りに機能したか、誤った判断や行政の隙間はなかったかを国会が国民を代わって確認する場である。

野党は政府を攻撃することだけで役割を果たしたと思ってはいけない。疑惑を提起したなら、資料と数字で証明しなければならない。政策が誤っているなら、何が問題であり、代案は何かを示さなければならない。一言のミスを引き出すための怒鳴りや恥をかかせる、刺激的な場面を作るための質問では、政府を適切に抑制することはできない。

与党も政府を擁護することに急ぐべきではない。国政監査において与党は政府の弁護人ではない。政権を握る勢力ほど、政府政策の欠点をまず見つけ出し、誤った政策は修正するよう求めるべきである。それが逆に政府の失敗を防ぐ道である。野党の指摘という理由で問題を覆い隠したり、前政権の責任に転嫁したりすれば、『民生国政監査』というスローガンも説得力を得ることは難しい。

企業人を大量に呼び出す慣行も見直すべきである。国民的疑惑がある場合や最高経営者の責任を直接確認する必要があるなら、当然国会が尋ねるべきである。しかし、政治的関心を引くために企業人を呼び、数分質問した後に一日中待機させる姿は、国政監査の権威を逆に落とす。

国政監査は国会の最も強力な行政監視手段の一つである。国会議員が要求すれば、政府は資料を提出し、閣僚や機関長は国民の前で答えなければならない。それだけ国会も責任を持ってこの権限を行使すべきである。

国民が見たいのは、どの党がより大きな声で相手を追い詰めるかではない。高騰する住宅費をどう安定させるのか、税金をどこに使っているのか、雇用はどう作るのか、アメリカの通商圧力にどう対応するのかという答えである。

与野の衝突は避けられない。むしろ激しく問いただすべきである。しかし、争う対象は相手政党ではなく、誤った政策と行政でなければならない。数字と資料をもとに競争し、より良い代案を持って対決すべきである。

3週間後、国政監査が終わったとき、高声や暴言、政争の場面だけが残ってはいけない。誤った政策を一つ正し、無駄にされる予算を一つ見つけ、国民を不便にさせる制度を一つ改善できたなら、それが国政監査の成果である。

李在明政府2年目を検証する初の本格的な国政監査である。政府には過去1年を振り返る試金石であり、野党には抑制能力を証明する舞台であり、与党には責任政治のレベルを示す場である。何より国会には国民が付与した監視権限を適切に行使できるかどうかを評価される時間である。今回こそは『誰が勝ったか』ではなく、『何を改善したか』で評価される国政監査となることを期待する。





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