2026. 09. 23 (水)

史上最大規模のESS市場が開幕、K-バッテリーのシェアと収益性が試される

  • 史上最大の量が一度に供給

  • 価格と技術力の両方を確保する必要がある

  • 3回目の結果によってシェアの構図が変化

写真=アジュ経済DB
[写真=アジュ経済DB]
1180MW規模のエネルギー貯蔵装置(ESS)中央契約市場が開幕し、LGエナジーソリューション、サムスンSDI、SKオンなど国内バッテリー3社の受注競争が本格化する。今回供給される量は、これまでの中央契約市場の累積規模に匹敵するため、結果次第で国内ESS市場のシェアが逆転する可能性がある。しかし、価格評価が半分を占め、長期間の固定価格契約が適用されるため、単に大量の受注を獲得するだけでなく、収益性と技術基準を同時に満たすことが重要となる見込みである。

23日、業界によると、政府は前日、2026年ESS中央契約市場を開設し、陸上1100MW、済州80MWを含む合計1180MW規模の事業者選定に着手した。陸上の量は2029年2月までに構築される予定で、入札は11月11日まで行われ、同月中に落札者が決定される。今回の量は中央契約市場導入以来最大であり、政府は2023年から今年上半期までに3回の中央契約市場を通じて選定した量は合計1196MWである。

市場規模が一気に拡大する中、K-バッテリー3社にも国内ESS市場シェアを拡大する機会が訪れた。特に前回の中央契約市場では、入札のたびに企業ごとに明暗が分かれた。1・2回の累積基準では、サムスンSDIが約56%、SKオンが25%、LGエナジーソリューションが19%を占めている。

ただし、史上最大の量が即座に収益性の拡大を意味するわけではない。今回の陸上入札の最終評価は、価格と非価格がそれぞれ50点ずつ反映される。価格評価は最低入札価格を基準に、価格が高くなるほど得点が低くなる方式である。さらに、落札者が提示した契約価格は15年間の取引期間中固定されるため、初期の価格競争が長期的な収益性にも影響を与える可能性がある。大規模な量を確保しようとする企業間の価格競争が発生した場合、バッテリー供給者にコスト負担が転嫁される可能性がある構造である。

それでも、価格を下げるだけで落札が決まる構造でもない。残りの半分を占める非価格評価には、△系統連携25点 △産業・経済貢献度25点 △火災・設備安全性25点 △技術能力14点 △住民受容性・事業準備度8点 △事業信頼度3点などが反映される。特に産業・経済貢献度では、核心部品と機材供給能力、国内産業・経済及び供給網の安定貢献度などが総合的に評価される。

技術能力評価も企業にとっては負担である。今回の入札では、15年の契約期間終了時点でも初期設計容量の90%以上を保証しなければ、保証寿命項目で7点満点を得ることができない。一部では、長期間90%の残存容量を確保するためには、初期バッテリー設置容量を増やすか、冷却システムやバッテリー管理システム(BMS)などの仕様を向上させる必要があり、過度な要求と見る見方もある。

産業・経済貢献度が主要評価項目に含まれることで、今回の大規模発注の効果が国内素材・部品業界に波及するかどうかにも注目が集まる。バッテリー3社は最近、ESS用LFP生産の拡大とともに国内素材企業との協力を強化しているため、セル需要の増加が正極材など素材業界の新たな需要につながる可能性が指摘されている。

業界関係者は「今回の市場では国内生産と産業貢献度、保証寿命などが主要な変数として作用するだろう」と述べ、「量を多く確保しても収益性が大きく向上する構造ではないが、象徴的な市場であるため、積極的に参加せざるを得ない」と語った。続けて「特に3回目の市場は量自体が非常に大きいため、業界でも重要視されている」と付け加えた。



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