HJ重工業がオセアニア地域の船主から、総額6789億ウォン規模となる1万100TEU級コンテナ船4隻を受注した。
今回の契約により、同社は今年に入って合計8隻の受注量を確保したことになる。直近でHJ重工業にコンテナ船を発注した船主が、これまでに建造された船舶の品質と建造能力を高く評価し、追加発注(リピートオーダー)に踏み切った。市場における信頼の厚さが改めて証明されたと評価する。
今回受注した1万TEU級コンテナ船は、HJ重工業の影島(ヨンド)造船所のドックで建造可能な最大級の船型であり、同社が独自に開発したモデルだ。
市場で人気の高い最新船型をベースに、高効率推進および船型設計技術を適用し、燃料消費量と温室効果ガス排出量の削減に重点を置いている。特に、冷凍・冷蔵貨物の輸送に用いられるリーファーコンテナの積載能力を高め、高付加価値貨物の輸送需要にも柔軟に対応できる仕様となっている。
国際海事機関(IMO)の規制強化を見据え、環境配慮型の最新仕様もふんだんに盛り込まれた。特に排ガス洗浄装置(スクラバー)の搭載による環境負荷の低減や、メタノール・レディ設計の採用による将来的なエコ燃料への転換オプションの確保が目立つ。
こうした取り組みにより、船主の選択肢を広げつつ、長期にわたる運航競争力を担保している。
HJ重工業は、今年に入って同型・同一船型の1万TEU級コンテナ船を計8隻確保したことで、設計、資材調達、生産に至る全プロセスにおいて「リピートビルド(連続建造)効果」を極限まで高めることが可能となった。これにより、生産効率の大幅な向上と原価競争力の強化が期待される。
同社のユ・サンチョル代表取締役は、「中大型コンテナ市場で蓄積してきた経験と技術力が実を結び、影島造船所で1万TEU級コンテナ船を連続建造できる基盤が整った」とし、「今後も収益性を重視した選別受注戦略を推進しつつ、高効率・エコ・高付加価値コンテナ船分野での競争力を一層強化していく」と明らかにした。
一方、HJ重工業は今年2月、釜山・影島(ヨンド)造船所で1万TEU級以上の大型コンテナ船を初受注し、本格的に中大型コンテナ市場へ参入を果たした。90年の歴史を誇る影島造船所は、同社造船部門の主力生産拠点として、その真価を発揮し続けている。
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