2026. 09. 23 (水)

金正官産業通商部長官「原油特定地域依存度50%以下に…核心鉱物最大365日備蓄」

  • 産業部、第6回資源安全協議会開催…核心鉱物38種から51種に拡大

  • 2030年まで原油備蓄施設2000万バレル拡充

金正官産業通商部長官の写真(聯合ニュース)
金正官産業通商部長官 [写真=聯合ニュース]
政府は2035年まで原油の特定地域依存度を50%以下に引き下げ、供給網が脆弱な核心鉱物を最大1年分備蓄する方針を示した。中東戦争を契機に、エネルギー・鉱物供給網の特定地域依存度を低下させ、備蓄能力を強化し、資源供給危機に備える考えである。

産業通商部は23日、金正官長官の主宰のもと、ソウルの貿易保険公社で「第6回資源安全協議会」を開催し、第1次資源安全基本計画、第5次石油備蓄計画の調整案、核心鉱物指定計画、第1次核心鉱物備蓄計画など4つの議案を審議・確定したと発表した。

今回の資源安全基本計画は、昨年2月に国家資源安全特別法が施行されて以来、初めて策定された政府全体の中長期計画である。政府は中東戦争への対応過程で、特定地域と海上輸送路に集中した供給網の脆弱性が確認されたとし、「危機状況でも揺るがない資源安全対策の構築」を核心方向として示した。

まず、2035年までに原油の特定地域依存度を50%以下に引き下げることを決定した。原油と天然ガスの導入経路や導入方式、油種を多様化し、政府と民間の備蓄能力も強化する。

石油備蓄施設も拡充する。政府は2030年までに原油2000万バレルを追加で保存できる備蓄施設を確保し、これを活用して政府備蓄油と産油国との国際共同備蓄量を増やす計画である。石油化学産業と連携し、非常時にナフサを安定的に国内生産できるようにコンデンセートも追加確保する。

核心鉱物の管理対象は、既存の38種から51種に拡大する。新たに追加される鉱物は、サマリウム・ユーロピウム・ガドリニウム・プラセオジウムなどの希土類10種と、フルオ石、リン、ゲルマニウムなどの13種である。政府は告示改正を経て、これらの鉱物を核心鉱物として指定する予定である。

核心鉱物の備蓄品目も既存の24種から29種に増やす。特に供給網の脆弱性が高い鉱種については、既存の180日であった備蓄目標を最大365日まで引き上げ、鉱種ごとの需給リスクに応じて備蓄日数を差別的に管理することにする。

公共備蓄だけでなく、民間保有在庫や再資源化原料までを包括する「国家総可用在庫」概念も導入する。国内産業に実際に供給できる可用在庫を総合的に把握し、需給危機に対応するためである。

政府はこのほか、核心鉱物の供給網の脆弱性や国内産業への波及効果などを考慮し、10大戦略プロジェクトを集中支援する。資源安全基金を新設し、投資基盤を整え、主要資源保有国との協力や政府全体の危機対応体制も強化する方針である。

金長官は「中東戦争を経験し、資源安全は単に安価な原料を確保するコストの問題ではなく、国民生活と産業を守る国家の生存の問題であることを再確認した」と述べ、「危機のたびに短期的・事後的な対応から脱却し、我々の資源供給網の体質を根本的に改善するための長期ロードマップである」と明らかにした。



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