2026. 09. 05 (土)

太光産業、トラストンの根拠のない疑惑提起に法的責任を問う意向

  • 株価・自社株・EB・新事業投資を巡る対立継続

太光グループ CI 写真太光グループ
太光グループ CI [写真=太光グループ]
太光グループの繊維・石油化学系の太光産業は、トラストン資産運用が提起した経営介入および株主価値の毀損に関する疑惑を反論し、法的対応を予告した。両者は、太光産業の株価や自社株の活用、交換社債(EB)発行、新規事業投資を巡って対立を続けている。

太光産業は「トラストンの株主書簡に対する見解」を発表し、「トラストンが根拠のない疑惑を提起することで、正常な経営活動と未来の成長のための事業再編を妨げている」と4日に述べた。

太光産業によれば、トラストンは2021年6月に太光産業の株式5%を取得したと報告し、その後株式を売買し、今年6月末時点で1.3%の株式を保有している。トラストンの初回株式取得単価は1株90万円程度と推定され、昨年と今年に1株80万円程度で約175億ウォン相当の株式を処分し、約25億ウォンの損失を出したとされる。

太光産業は「トラストンが石油化学産業の構造的な不況を予測できず、太光産業への投資で発生した損失を会社と経営陣の責任に転嫁している」とし、「繰り返し公開株主書簡を送ることも、投資失敗に対する責任を回避し、資産運用市場での認知度を高めるための『ノイズマーケティング』ではないかと疑わしい」と批判した。

さらに、既存の石油化学・繊維中心の事業構造だけでは未来の成長を担保できないと判断し、新たな成長のための事業再編を進めていると説明した。アケカンパニーやドンソン製薬、ホテルなど新規事業への投資や買収検討も、消費財・バイオ・ヘルスケア・観光分野に事業領域を広げ、新たな収益基盤を確保するためのものであると付け加えた。

トラストンが昨年、太光産業の株価が60万円台の時に、1株200万円で自社株を公開買付けするよう要求したことについても、「市場価格の3倍を超える価格で株式を買い入れるという非常識な要求であった」と指摘した。また、トラストンが昨年太光産業の交換社債(EB)発行計画に反対して提起した仮処分申請が裁判所で却下されたことも言及した。

太光産業は「自らの主張と要求が裁判所で受け入れられなかったにもかかわらず、今回の株主書簡で明確な根拠なしに経営支援協議体を通じた経営介入疑惑を再提起した」とし、「具体的な根拠なしに疑惑を提起する無責任な行動を直ちに中止すべきである」と呼びかけた。

トラストンが問題を提起した経営支援協議体の役割については、「系列会社間の協力とシナジー向上のための協議機関」であり、「大規模な事業再編と新規事業推進の過程で系列会社が情報と能力を共有し協力することは、企業グループにおいて通常必要な経営活動である」と説明した。

太光産業はトラストンの疑惑提起が会社の信頼と企業価値を毀損し、正常な事業再編を妨げているとして法的対応の方針を示した。会社側は「トラストンが提起した主張と一連の行為について法的検討に着手した」とし、「虚偽事実の流布や資本市場法違反などの違法行為については必ず法的責任を問う」と述べた。

なお、太光産業は先月、ウルサン工場の『モダクリル』生産ラインの増設に1500億ウォンを投資すると発表するなど、事業ポートフォリオの高度化に努めている。



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