2026. 08. 31 (月)

国会の機能不全、科学技術情報通信委員会が停滞

  • イ・ジンスク議員の資格問題で混乱

  • 名分のない「科学技術情報通信委員会の再稼働」

8月19日に国会で開催された科学技術情報通信委員会の全体会議で、ソン・ギホン委員長が休会を宣言し、イ・ジンスク国民の力議員が会議室を出ている。写真=聯合ニュース
8月19日に国会で開催された科学技術情報通信委員会の全体会議で、ソン・ギホン委員長が休会を宣言し、イ・ジンスク国民の力議員が会議室を出ている。 [写真=聯合ニュース]
国会の科学技術情報通信委員会は、来月1日の定期国会を控え、進展が見られない。与党である共に民主党がイ・ジンスク国民の力議員の常任委員資格を問題視し、会議を拒否したため、連続して混乱が続いている。

30日、政治界によると、科学技術情報通信委員会は22代国会後半期に入ってから、これまでに上程・決議された案件は与野党の幹事選任と小委員会の構成及び小委員長選出の件のみである。ほとんどの常任委員会が所管機関の業務報告を受け、昨年度の決算案審査を進めているのとは対照的な状況である。

科学技術情報通信委員会は、イ議員が委員に就任して以来、開かれた2回の全体会議すべてで彼の委員就任の適切性を巡る論争が繰り広げられ、混乱に陥った。そのため、昨年度の決算案の上程はおろか、科学技術情報通信部や宇宙航空庁などの所管機関の業務報告も受けられない状態である。唯一、19日の全体会議で野党幹事選任案と小委員会の構成・小委員長選出案がかろうじて上程され、決議された。

このため、決算案を今月19日の全体会議に上程し、24日に小委員会審査を経て31日に決議する計画にも支障が生じた。科学技術情報通信委員会が混乱している間に、予算決算特別委員会は総合政策質疑と部別審査に入った。31日の全体会議を終えれば、来月2日から4日には小委員会ごとの審査が行われる予定である。

政治界では、民主党が与党であり、委員長も務めているため、科学技術情報通信委員会の混乱が長引くほど、政治的な負担を感じるのは民主党であるとの分析が強まっている。また、科学技術情報通信委員会の混乱が長期化すれば、「働く国会」を作るという民主党の約束が無意味になるとの評価も出る可能性がある。

問題は、科学技術情報通信委員会を再稼働させるための名分がないことである。科学技術情報通信委員会が停止している間に、イ議員がキム・ミンソク民主党代表を侮辱したとして告訴し、民主党はイ議員に対する除名促進決議案を本会議で通過させるなど、状況は緊迫したものとなっている。科学技術情報通信委員会の内外では、イ議員が謝罪もせずに委員を維持するならば、民主党が何事もなかったかのように科学技術情報通信委員会に出席することは難しいとの解釈も出ている。

科学技術情報通信委員会の混乱が長期化すれば、与党は国会議長が常任委員会の決算案を予算決算特別委員会に直接回付できるように規定した国会法第84条を検討する可能性がある。国会法第84条を活用すれば、いわば迂回路を通じて科学技術情報通信委員会の所管機関に対する決算案を予算決算特別委員会に送ることができるからである。

ただし、予算決算特別委員会への直接回付カードを取り出せば、常任委員会を排除するとの批判に直面せざるを得ない。また、3大メガプロジェクトの推進を立法で支えるための主軸常任委員会の一つが科学技術情報通信委員会であるため、いつまでも混乱を続けるわけにはいかない状況である。

政治界の関係者は「イ議員が謝罪するか、科学技術情報通信委員会を辞める可能性は低いのではないか」とし、「常任委員会の進行にスピードを上げなければならないソン・ギホン科学技術情報通信委員会委員長とハン・ジュンホ与党幹事にとっては頭が痛いだろう」と説明した。




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