2026. 08. 20 (木)

HD現代重工、重大事故に対する労働部の監督開始

  • ウルサン・クンサン造船所で相次ぐ事故…重大事故による死者479名

  • 雇用部、62名の監督班を投入…本社の安全衛生管理体制も点検

  • 安全シャットダウン・全面再点検を実施したが、追加の再発防止策は未定

ウルサン市東区 HD現代重工のクレーンの様子 写真=聯合ニュース
ウルサン市東区 HD現代重工のクレーンの様子 [写真=聯合ニュース]
雇用労働部は、挟まれ死亡事故が相次いで発生したHD現代重工に対し、18日から特別監督に準じた強化監督を開始した。一方、HD現代重工は安全シャットダウンなどの緊急措置を実施したが、繰り返される事故を防ぐための具体的な後続策はまだ発表していない。

19日の業界によると、7月18日と24日にそれぞれHD現代重工ウルサン造船所とクンサン造船所で挟まれ事故が発生し、労働者2名が死亡した。この結果、HD現代重工創業以来公式に集計された重大事故による死者数は479名に達した。

雇用労働部は、事故が発生したウルサン・クンサン造船所を含む本社および2026年に超高危険事業場として選定された工場に対して、合計62名の監督班を投入した。管轄の支庁だけでなく地方庁まで監督班を拡大編成し、監督官や韓国産業安全保健公団の職員が参加する。

全国金属労働組合現代重工業支部は、挟まれ事故の後に声明を発表し、「2025年1月に事故原因機構の任意改造及び除去問題を雇用労働部に告発したが、無罪処分が下され、特別安全監督も依然として音沙汰なし」とし、「予見された事故であったが、労組の警告と告発を無視した経営側と雇用労働部は共犯である」と主張した。

雇用労働部は、「これまでの事故後に実施された改善措置の実行状況、本社レベルの安全衛生管理体制の稼働状況及びリスク評価の実効性など、企業の安全衛生管理全般を厳密に監督する予定である」と述べた。

続けて「監督結果で確認された違反事項については、直ちに司法処理するなど厳重な措置を講じ、改善が必要な事項については現場で実感できる方策を導き出すよう強力に指導する方針である」と説明した。

また「同様のタイプの死亡事故が繰り返し発生しているため、一回限りの監督にとどまらず、監督終了後に再監督を行い、改善事項の持続的な実施状況を確認する」と強調した。

HD現代重工は、先月29日から3日間、重大事故を根本的に防止し、事業所内の安全を点検するために『安全シャットダウン(Safety Shutdown)』を実施した。

29日には全社員を対象に特別安全教育を実施し、30日から2日間、全事業所の生産を停止した状態で、△全事業所のリスク評価の再実施及び高リスク工程の全面再点検 △安全・防災設備及び作業環境の改善などを推進した。

HD現代重工は当時、「最近発生した安全事故について重い責任を痛感し、市民と労働者の皆様に心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げる」とし、「現場の安全が確保された状態でのみ操業を再開し、協力会社を含む全ての労働者が安心して働ける職場を作るために全力を尽くす」と述べた。



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