2026. 06. 25 (木)

オセフンが語る勝利の理由…『真心の政治』を選んだソウル市民

  • オセフン「保守の価値は真心・包容・有能」…6・3地方選挙の分析

  • 政策の勝利であり、『市民の知性』の勝利

オセフンソウル市長が24日国会で開催された『韓国未来革新フォーラム』セミナーで6・3地方選挙の診断と今後の課題-保守価値の回復と未来をテーマに特講を行っている。この日オ市長は保守の価値は真心と包容、有能さから生まれるとし、弱者との同行、未来世代のための政策、都市競争力の強化が今回の選挙勝利の原動力となったと強調した。写真=聯合ニュース
オセフンソウル市長が24日国会で開催された『韓国未来革新フォーラム』セミナーで『6・3地方選挙の診断と今後の課題-保守価値の回復と未来』をテーマに特講を行っている。この日オ市長は「保守の価値は真心と包容、有能さから生まれる」とし、「弱者との同行、未来世代のための政策、都市競争力の強化が今回の選挙勝利の原動力となった」と強調した。[写真=聯合ニュース]
 
 6・3地方選挙の勝利以降、初めて選挙を総括したオセフンソウル市長のメッセージは意外にもシンプルであった。

 オ市長は24日国会で開催された『韓国未来革新フォーラム』セミナーで6・3地方選挙勝利の原因を世論調査手法や選挙戦略、政治工学に求めなかった。むしろ「真心で保守の価値を伝えた」という表現で自身の過去5年間の施政を説明した。

 しかし、今回の選挙を見つめる別の解釈も可能である。オセフン市長が言う『真心』が勝利の原因であるなら、それを見抜いたのは結局ソウル市民であった。選挙期間中、官権論争、メディアのフレーム、各種ネガティブ攻撃が続いたが、ソウルの有権者は最後の瞬間に政策と成果を選択した。その意味で今回の選挙はオセフン個人の勝利であり、同時に『ソウル市民の知性』が収めた勝利とも評価できる。

「始まった変化を完成させよ」…ソウル市民が送ったメッセージ
 オ市長は今回の選挙結果を単なる地方選挙の勝利として解釈しなかった。

 彼は選挙期間中「政権を牽制するプラットフォームを一つは残してほしい」と訴え、その過程で「真冬の赤い柿一つだけ残してほしい」といういわゆる『カチバボ論』を提案した。これは当時の与党独走に対する牽制心理を刺激した代表的なメッセージであった。

 オ市長はソウル市民が自分に与えた票について「暴走する権力に対する牽制意志と始まった変化を続けるようにという注文が共に込められていた」と解釈した。

若者が戻った理由…住宅と雇用
 オ市長は最初に若年層に言及した。

 彼はミリネハウス、青年住宅、整備事業の拡大などの住宅政策と、青年就職サポート学校、ユングキャリアスなどの雇用政策を代表例として挙げた。特に青年就職サポート学校は文系・芸術系の若者にデジタル・AI教育を提供し、高い就職率を記録した政策として紹介された。

 彼は「政策そのものより重要なのは真心であった」と確信を持って分析した。類似の政策を相手候補も打ち出したが、市民はオセフンの政策をより信頼したという。彼はこれを「これまでの政策の一貫性と実行力から生まれた信頼の差」と説明した。

孤独さが政策になった時代
 今回の講演で注目を集めたのは『孤独政策』であった。

 オ市長は『孤独のないソウル(外無ソ)』、心のコンビニ、孤独さよなら120などを代表例として挙げ、「現代人は皆孤独である」と述べた。

 彼は中央政府よりも地方政府がより細やかにアプローチできる分野が『孤独問題』であると見て、ソウル市が全国初めてこれを政策化したと強調した。経済や福祉、住宅を超え、心理や関係まで行政の領域を拡張したことがソウル市政策の特徴であるという説明である。

民主党が反対した政策が、結局成果に
 講演内でオ市長が繰り返した言葉は「(民主党の)反対」であった。

 感謝の庭、漢江バス、ソウルラン、デザインソウル、漢江ルネサンス、ノドゥル島芸術島プロジェクトなど、ソウル市の代表事業の多くが民主党と市民団体の反対の中で推進されたという。

 特にソウルランについては「階層移動の梯子を復元する政策」と評価し、「若い世代に最も大きな響きを与えた政策」と自負した。

 オ市長は「無能だ」、「何もしていない」という攻撃が逆に自らの政策成果を市民に説明する機会を提供したとも述べた。

観光・魅力都市戦略の再評価
 オセフン市政のもう一つの柱は観光と都市ブランドである。

 彼は過去「展示行政」、「外見重視行政」と批判されていた政策が今やソウルの競争力を高める重要な資産となったと主張した。DDP、漢江ルネサンス、ファンシティ戦略、夜間経済活性化、ノドゥル島芸術島などがすべて同じ哲学から出発したという説明である。

 特にAI時代が到来すれば観光産業の重要性がさらに増すとし、ソウルの未来の成長エンジンとして観光産業を再度強調した。

「弱者との同行」が保守のイメージを変える
 オ市長は今回の選挙勝利の核心に『弱者との同行』を挙げた。

 安心所得、同行食堂、温かさ倉庫などの福祉政策を通じて保守が持つ『金持ち政党』のイメージを打破することに成功したと評価した。

 特に1人世帯密集地域、若者密集地域、小商工人密集地域での得票増加を根拠に「政策の真心が票に繋がった」と主張した。

グローバルトップ3都市…オセフンの最終目標
 オ市長は選挙の終盤で強調していた『グローバルトップ3都市ソウル』の構想を再び取り上げた。

 ソウルの各種国際競争力指標が着実に上昇しており、自身はこれを単なるスローガンではなく実現可能な目標と見ていると述べた。彼は世論調査で劣勢が続いても自信を失わなかった理由として「政策成果と国際評価が最終的に市民の判断基準になるという確信」を挙げた。

オセフンの勝利か、ソウル市民の勝利か
 今回の講演でオセフン市長は勝利の原因を『真心』に求めた。

 しかし、政治的に見るとその真心よりも重要な要素があった。それはそれを読み取ったソウル市民である。

 選挙過程で各種フレームやネガティブ、政治的攻撃が横行したが、ソウル市民は結局自らの生活を変えた政策と成果を基準に判断した。オ市長が言う『真心』が勝利したのであれば、その真心を見抜いたのは『ソウル市民の知性』であったと強調した。

 したがって6・3ソウル市長選挙は『政策が勝った選挙』であり、『有権者が勝利した選挙』として記録される可能性が高い。




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