最近5年間でペダルの誤操作が疑われる事故が2倍以上に増加したことが明らかになった。特に60歳以上の高齢運転者の事故が全体の70%を占めており、人的被害も相対的に大きいと分析された。
4日、サムスン火災保険交通安全文化研究所が発表した「ペダル誤操作主要事故特性分析結果」によると、2021年から2025年までに報道されたペダル誤操作疑惑事故は合計で567件と集計された。
年度別の事故件数は、2021年の66件から2025年には153件へと約2.3倍に増加した。同期間の死亡者数は15人から51人へと3.4倍に急増した。
年齢別では、60歳以上の運転者の事故が400件で全体の70.5%を占めた。これは60歳未満の運転者による事故(136件)の約3倍である。
事故1件あたりの死傷者数も、60歳以上の運転者が2.8人で、60歳未満(2.1人)より33%多かった。過去5年間の全死者1448人のうち、1115人(77%)が60歳以上の運転者の事故で発生した。
死亡事故も高齢運転者の割合が高かった。過去5年間で、60歳以上の運転者によるペダル誤操作死亡事故は93件で、60歳未満(26件)の3.6倍に上る。 死亡者数は132人で、60歳未満(28人)の4.7倍に相当した。
事故現場は飲食店やカフェなどの商業施設が96件で最も多かった。死亡者の割合は歩道や横断歩道、裏道などの歩行空間で相対的に高くなっている。
研究所は、商店街での突進事故は主に駐車や後退の過程でペダルを誤認して起こる低速事故が多いが、歩行者スペースでの事故は運転者がアクセルペダルを踏み続け、車両の速度が上がり、人的被害が拡大すると推定している。
サムスン火災保険交通安全文化研究所のパク・ヨハン首席研究員は、「事故発生時に負傷を最小限に抑えるため、走行中でもペダルの誤操作をリアルタイムで検知・制御する『中・高速走行中ペダル誤操作防止技術』の搭載が急がれる」と述べた。
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