BTSは2日、ファンコミュニティプラットフォーム「Weverse」を通じ、2027年2月に開催予定の「BTS WORLD TOUR 『ARIRANG』」メルボルン公演を1公演追加すると明らかにした。当初、マーベル・スタジアムで2公演が予定されていたが、現地ファンの爆発的なチケット争奪戦と熱い要望に応え、計3公演へと規模を拡大した。これにより、今回のワールドツアーは世界34都市・計86公演という圧倒的なスケールで展開されることになる。
特に今回のオーストラリア訪問は、2017年5月の「THE WINGS TOUR」以来、約9年10ヶ月ぶりとあって現地の期待感はひとしおだ。2月下旬に予定されているシドニーのアコー・スタジアム(Accor Stadium)公演は、アデルやオアシスといった世界的な巨匠のみが立ってきた大舞台であり、韓国アーティストとしてはBTSが初のスタジアム入りを果たす。
ライブ市場での圧倒的なチケットパワーを裏付けているのが、米ビルボードでの実績だ。最新チャート(6月6日付)によると、タイトル曲「SWIM」は「グローバル(米除外)」チャートで4週連続の1位をキープ。通算8回目の首位を獲得し、2026年における同チャートの最多1位記録を更新した。
これは、2020年に世界を席巻した「Dynamite」が持つ歴代最長1位記録と並ぶ快挙だ。ビルボードによると、BTSは同チャートで通算8曲の1位を保有しており、これはテイラー・スウィフトやバッド・バニーといった世界的ポップスターが持つ記録(4曲)の2倍に達する独歩的な数字である。
さらに、メインアルバムチャート「ビルボード200」でも9位にランクインし、10週連続でトップ10を死守。メインシングルチャート「Hot 100」でも前週から11ランク上昇の44位につけるなど、音源・音盤ともにロングラン体制を固めている。
これに先立ち幕を閉じた北米ツアー(5都市・15公演)では、計84万人の観客を動員して全公演ソールドアウトを記録した。米経済誌「フォーブス(Forbes)」などは、コンサートと都市インフラを連動させた大規模イベント「BTS THE CITY ARIRANG」を特集。「彼らの影響力は会場の枠を超え、都市全体の経済・文化的な波及効果へと拡大している」と分析した。先月末、米3大音楽授賞式の一つである「アメリカン・ミュージック・アワード(AMAs)」で、最高賞にあたる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を通算2度目の受賞を果たしたことも、彼らの世界的地位を証明している。
9月には米「iHeartRadio Music Festival」への出演など、骨太なグローバルスケジュールが控えるBTS。これに先立ち、今月12〜13日には韓国・釜山のアジアド主競技場でデビュー13周年を記念する国内公演を開催する。世界のポップミュージック界のパラダイムを変え続ける彼らの歩みがどこまで続くのか、業界の視線が注がれている。
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