中東地域の緊張が高まる中、国際原油価格が急騰し、ウォン・ドル為替レートは1510ウォン台で上昇して取引を開始した。
30日、ソウルの外為市場によると、米ドルに対するウォンの為替レートは午前9時20分現在で1,511.8ウォンで取引されている。
当日の為替は、4.5ウォン上昇した1,513.4ウォンで取引開始し、その後上昇幅を拡大したもした。
先週末、イランと関係するイエメンのフーシ派反政府勢力が軍事行動に出たことで、中東の戦争が激化した。フーシは28日(現地時間)にイスラエルへミサイルを発射し、開戦以来初めて直接軍事行動に出た。
ホルムズ海峡の封鎖が長期化する中、フーシの介入により紅海航路まで脅かされる可能性があるとの懸念が高まっている。特に紅海の入口であるバブ・エル・マンデブ海峡は、世界の海上原油輸送量の約10%が通過する重要なルートであり、スエズ運河を通じて中東の原油がヨーロッパへ向かう主要な拠点となっている。
地政学的緊張の高まりにより、国際原油価格は上昇基調を続けている。ブレント原油5月物は1バレルあたり115.09ドルで、前日比2.2%上昇し、ウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)5月物も102.03ドルで2.4%上昇した。
米国債利回りの上昇とドル高の流れが重なり、為替はグローバルなリスク回避心理の拡大により上昇圧力を受けている。主要6カ国通貨に対するドルの価値を示すドルインデックスは、前日比0.121上昇し、100.306の水準となっている。5日連続で上昇し、100ポイントを大きく超えた。
ウリィ銀行のエコノミスト、ミン・ギョンウォン氏は「外国人資金の純売りが続き、ウォン安の負担が大きくなるだろう」とし「1,500ウォン突破後は、国内のドル実需買いとウォン安に賭ける投機的需要が為替上昇を刺激する可能性が高い」と見通した。
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