具光謨LG会長"成功方式を超えた革新が必要…選択と集中で未来の顧客価値を作ろう"

[写真=LG]
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LGグループの具光謨(ク·グァンモ)会長が韓国主要グループ総帥の中で初めて来年の新年の辞を発表し、高強度の革新を強調した。 未来産業地形の急変と来年の厳しい経営環境を突破するためには、従来の成功方式を超える努力が伴わなければならないという注文だ。

具会長は22日、国内外のLG構成員に発送した2026年の新年の辞を通じ、“技術のパラダイムと競争のルールは変わり、顧客の期待はより一層高まっているので、今までの成功方式を越え、新しい革新に跳躍しなければならない”とし、“このために私たちの考えと行動も変わらなければならず、「選択と集中」がその始まり”と強調した。

具会長が強調した選択と集中は「ABC(AI・バイオ・クリーンテック)」中心の事業ポートフォリオを強化し、特に、人工知能(AI)と企業間取引(B2B)事業戦略にドライブをかけるという意味と解釈される。

来年の産業景気の展望は半導体など特定分野を除けば大部分が暗鬱だ。 現実化するか分からない産業全般の危機に流されず、新しい道を探して突破していくという意志を表明したわけだ。

実際、LGは「ABC」に力を入れている。 AI分野では2020年に設立したLG AI研究院中心の研究力量を強化中であり、バイオはLG化学の生命科学本部が成長傾向を見せている。 クリーンテックでもLGエネルギーソリューションのエネルギー貯蔵装置システム(ESS)、LG電子の冷暖房空調(HVAC)事業がある。

AIとB2B中心の事業戦略も同じ脈絡だ。 AIは独自の事業であると同時に、従来の事業と融合してシナジーを創出することが重要だ。 HVACソリューション、大型ディスプレイなどB2Bは2030年までに全体売上の45%まで比重を拡大するという目標だ。

一方、具会長は2019年就任後、毎年新年の辞で変わらず「顧客価値」を強調している。 未来のための革新と変化も結局、顧客を最優先に考える方向に推進されなければならないという哲学だ。

具会長は“10年後に顧客を微笑ませる価値を選択し、ここに私たちの今日を完全に集中する革新こそLGが最もよくやり遂げられること”と述べた。
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