![[写真=ポスコ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/20/20250820163738981528.jpg)
ポスコが未来の新事業機会確保のため、500億ウォン規模の「ポスコ企業型ベンチャーキャピタル(CVC)1号ファンド」を結成すると20日、明らかにした。 今回のファンドはポスコが400億ウォン、ポスコ技術投資が100億ウォンを出資し、29日に結成総会を開催する予定だ。
ポスコCVC 1号ファンドは、デジタル転換(DX)、省エネ、炭素低減、再生エネルギーなど、ポスコの未来成長戦略と関連した核心技術を保有したベンチャー企業に集中投資する。
全体ファンドの20%は海外の有望ベンチャー企業に投資する。 ポスコは多角的な検証過程を通じて技術価値、財務構造、戦略適合性などの要因を評価し、未来革新技術を先導する有望ベンチャー企業を発掘するという計画だ。
ポスコと投資対象会社間には研究開発(R&D)および実証事業共同推進、投資企業の製品・技術をポスコ事業部に直接導入するなど多様な形態の協力が可能だ。 これを通じ、ポスコは投資企業とのシナジーを極大化し、新成長動力の確保と事業競争力の強化に拍車をかける計画だ。
特に、ファンド運用はポスコ事業に対する理解度と専門性が高いポスコ技術投資が引き受け、ポスコの未来成長戦略と連携可能なベンチャー企業を発掘し育成する方針だ。
ポスコ関係者は“CVC 1号ファンドの結成を通じ、人工知能(AI)、エネルギー大転換、脱炭素など戦略的連係性の高い未来有望技術を保有したベンチャー企業との協力を強化する”とし、“持続可能な新成長動力確保のための投資に積極的に乗り出す”と述べた。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。