![[写真=SKエンムーブ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/10/16/20251016152545795009.jpg)
SKエンムーブ(SK enmove)がインドの代表的な自動車部品メーカーと合弁法人を設立し、インド潤滑油市場の攻略を本格化する。
SKエンムーブは15日、インドの自動車部品メーカーであるアナンドグループ(Anand Group)の系列会社「Gabriel India Limited」と合弁法人設立契約を締結したと16日、明らかにした。 新しく設立される合弁法人「SK enmove Gabriel India」はSKエンムーブとGabriel Indiaがそれぞれ持分51%、49%を保有する。
SKエンムーブは今回の合弁を通じ、世界3位規模の自動車市場であるインドで潤滑油事業を本格的に拡大する方針だ。 合弁法人は世界1位の14億2500万人の人口と広大な領土を持つインド市場を積極的に攻略するため、販売ネットワークを強化し、マーケティングとブランド構築に集中する計画だ。 12月の新規法人設立の完了直後からエンジンオイル、ギアオイル、産業用潤滑油、電気自動車専用潤滑油など、様々な製品をインド市場に披露する予定だ。
インド自動車産業協会(SIAM)によると、2024年基準でインドの自動車産業は年間△乗用車510万台 △二輪車2430万台 △商用車110万台を生産し、今後5年間、年平均4%以上の成長率を記録する見通しだ。 特に、都市化と青壮年層の人口増加、エコカーに対する需要拡大などで、自動車と潤滑油市場の持続的な成長が期待される。
アナンドグループは現在、HLホールディングス、ヘンケルなどグローバル企業と13の合弁法人を運営しており、インド全域に流通網と主要完成車メーカーとの協力経験を持っている。 両社は今回の合弁法人の設立を通じ、インドの潤滑油市場に早く参入し、プレミアム市場を中心に成長基盤を固める計画だ。
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