![[写真=LG化学]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/22/20250922161003313563.png)
LG化学が韓国化学業界で初めて「ロボット自動化実験室(Autonomous Smart Lab)」を開いた。 人が直接やってきた危険で反復的な分析過程をロボットが代わりに遂行し、研究効率と安全性を同時に高めたという評価だ。
22日、LG化学によると、今回の実験室は大田(テジョン)技術研究院分析研究所に構築された。 分析研究所は電気自動車バッテリーの核心素材である陽極材の原料(リチウム·ニッケル·コバルト·マンガンなど)を精密分析し、次世代バッテリー競争力強化を支援する役割を担っている。
ロボット自動化実験室では、担当者が試料を保管箱に入れれば、ロボットが出庫から前処理、分析、廃棄まで全過程を遂行する。 分析データは自動的にシステムに入力され、顧客の要請に直ちに対応することができる。 従来のように研究員が勤務時間に合わせて直接実験を準備し、進行する必要がなくなった。
特に、高温・高濃度酸処理など危険な過程をロボットが代わりにして安全性が高まり、24時間365日実験が可能な無制限研究環境も造成された。 これにより、研究員らは新規分析法の開発など、高付加価値の研究に集中できるようになった。
LG化学は今回の大田研究所の導入を皮切りに、麻谷(マゴク)R&Dキャンパスにも分析自動化実験室を拡大する計画だ。 中長期的には人工知能(AI)基盤の分析データ解釈まで結合した「AX(人工知能転換)融合自動化実験室」を用意し、研究効率性と安全水準を一段階引き上げるという構想だ。
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