2025. 12. 25 (木)

サムスンSDS、OpenAIと企業用チャットGPTのリセラー契約

[写真=サムスンSDS]
[写真=サムスンSDS]

サムスン電子の李在鎔(イ·ジェヨン)会長とOpenAIのサム・アルトマン最高経営者(CEO)が10月、サムスン電子・瑞草(ソチョ)社屋ミーティングを行った後、初の結実を結ぶことになった。 サムスンSDSが韓国企業で初めてOpenAIの公式リセラーパートナー契約を締結し、チャットGPTエンタープライズを韓国企業顧客に提供する。

23日、サムスンSDSによると、韓国で初めてOpenAIのチャットGPT技術を支援できるリセラーパートナー契約を締結した。

チャットGPTエンタープライズは、OpenAIが企業顧客のために提供する最上位の人工知能(AI)サービスだ。 一般使用者に比べてセキュリティ、管理、協業、大規模なデータ処理、企業システム統合能力が大幅に強化された。 より長い入力を処理できる拡張されたコンテキストウィンドウ、高度なデータ分析機能、多様なカスタマイズオプションなど、企業活用に特化した機能を提供する。

サムスンSDSは、企業がチャットGPTエンタープライズを導入するのに必要な技術支援とコンサルティング、セキュリティサービスを提供し、企業のチャットGPTエンタープライズ導入から管理まで支援する。 これと共に、OpenAIアプリケーションプログラミングインタフェース(API)を活用したコンサルティング、構築、運営サービスも同時に遂行する。

サムスンSDSは今回の契約締結を通じて内在化されたAIからグローバル最高水準の外部AIまで網羅する「AIフルラインナップ」を提供できるようになった。 

会社はすでに独自の生成AIプラットフォーム「FabriX」を通じて公共・金融・製造など高セキュリティが要求される産業群にプライベートクラウド基盤のAIプラットフォームとAIエージェントサービスを提供し、検証された競争力を確保している。

両社は今回の協力を通じ、安全で責任感のあるAI具現を核心原則とし、サムスンSDSが保有した40年間蓄積された業種別ITノウハウと実際の産業適用事例をOpenAIの先端生成AI技術と結合し、産業全般のAI転換(AX)革新を加速化する計画だ。

10月1日、李在鎔会長とサム・アルトマンCEOが直接会って、「グローバルAI核心インフラ構築のための相互協力購買意向書(LOI)」を締結した。

サムスンはOpenAIの戦略的パートナー会社として、半導体、データセンター、クラウド、海洋技術など各社の核心力量を結集させ、全方位的な協力体系を構築する予定だ。 サムスンSDSはOpenAIの次世代「スターゲート」AIデータセンターの設計、構築、運営部門でも協力する。 OpenAIは該当クラウドインフラでAIモデルを供給する予定だ。
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