![[写真=LG電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/19/20250819152604227410.jpg)
LG電子が欧州最高水準のエネルギー効率と欧州顧客向けの便宜性を備えた冷蔵庫・洗濯機新製品で市場攻略に速度を上げる。
19日、LG電子は来月5日、ドイツ・ベルリンで開幕する欧州最大家電展示会「IFA 2025」で、欧州向け冷蔵庫や洗濯機の新製品25種を披露すると明らかにした。
LG電子は欧州のエネルギー価格が急騰し、エネルギー効率を重視している基調を考慮し、新製品のエネルギー効率を大幅に高めた。 冷蔵庫の場合、冷気がさらに長く維持できる構造で新しく設計し、AIとモーター・コンプレッサーなど核心部品技術力を結合した「AIコアテック」もさらに高度化した。 特に、狭い欧州家屋の構造に合わせて冷蔵庫のドアを本体の内側に回転させる「ゼロクリアランス(Zero Clearance)」ヒンジを適用し、壁や家具棚に密着して設置してもドアを開閉できるようにした。 また、フレンチドア冷蔵庫の場合、幅を維持する代わりに高さを欧州の人々の平均身長を考慮し、従来より80㎜ほど大きくして容量を増やした。
洗濯機製品群では空間活用度の高い一体型洗濯乾燥機製品が早く商用化された欧州市場を狙って、高効率ウォッシュコンボ新製品を披露する。 LG電子は2021年、一体型洗濯乾燥機の中で欧州で初めてエネルギー効率A等級を受けた「LGシグネチャーヒートポンプウォッシュコンボ」を発売し、この市場で1位に上がったことがある。
洗濯機と乾燥機は欧州顧客のコース使用パターンが他の地域より多様な点を反映し、制御部がLCDディスプレイで構成されたラインナップを増やす。 ディスプレイ搭載製品はダイヤルノブを適用した製品対比UI変更が自由だ。
一方、グローバル市場調査会社のStatistaによると、2025年の欧州家電市場の規模は約150兆ウォンで、北米と共に最大のプレミアム市場に挙げられる。 市場成長率も2030年まで年平均4.1%と予想されるほど成長性が大きい。 LG電子は急速に成長している欧州市場で、現地最適化された製品で家電事業の主導権を強化していく計画だ。
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