![[写真=LSマリンソリューション]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/07/21/20250721145330220966.jpg)
LSマリンソリューションはベトナム・ホーチミン市に営業事務所を開設し、アジア・太平洋地域の海底インフラ構築市場に本格的に進出すると21日、明らかにした。
今回の決定は、系列会社のLSエコエナジーの現地海底ケーブル工場設立推進とかみ合った戦略的行動だ。 両社は今後、アジア・太平洋全域で海底電力網および通信網構築事業に協力する計画だ。
最近、アジア地域は島嶼国間の長距離電力網連携、海上風力拡散、AIデータセンター増加、グローバルビッグテックの海底通信網投資拡大などで、海底インフラ需要が急速に増加している。
特に、シンガポールが再生可能エネルギーの輸入拡大を宣言して以来、ベトナム、インドネシア、フィリピンなどからシンガポールまでつながる長距離HVDC(超高圧直流)海底送電網プロジェクトが本格的に推進されている。
LSマリンソリューション関係者は“海底ケーブルの施工は水深、潮流、地形、気象など難しい条件の中で行われる高難度作業であり、豊富な経験と技術力が必須だ”とし、“今回の事務所開設を契機に、アジア市場で受注基盤をより一層拡大していく”と述べた。
LSマリンソリューションは30年間、国内外の主要プロジェクトを遂行してきた海底施工専門企業で、電力網と通信網施工実績を全て保有した韓国唯一の業者だ。
最近、台湾の海上風力海底ケーブル事業を受注し、韓国で初めて海外電力網市場に進出し、2兆5000億ウォン規模の後続受注の可能性も確保した。 また、MSとアマゾンなどが推進する韓日海底通信網事業も受注し、通信インフラ市場攻略にも速度を上げている。
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