![[写真=LSマリンソリューション]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/07/01/20250701113824689034.jpg)
LSマリンソリューションはトルコのテルサン造船所(Tersan Shipyard)と海底ケーブル布設線の建造本契約を締結したと30日、明らかにした。
テルサン造船所は海洋船舶、漁船、特殊船の建造に特化した造船会社だ。 新再生エネルギー関連の特殊船舶建造において、欧州最高水準の専門性が認められている。 大型特殊船に最適化された生産インフラと安定的な納期履行能力も今回の契約締結の主要背景になった。
今回の契約を通じ、LSマリンソリューションはケーブル積載重量1万3000t、総重量1万8800tの超大型高電圧直流送電(HVDC)布設線の建造に着手する。 該当船舶はアジア最大、世界でも5本の指に数えられる規模で、HVDC海底ケーブルと光ケーブルを同時に敷設できる高仕様装備を搭載する。
特に、長距離・大水深海域でも接続損失を最小化できる構造で設計され、HVDC電力網の構築に最適化された技術力を備える。 現在、全世界でこれと類似した仕様を備えた船舶は3隻に過ぎない。 韓国ではLSマリンソリューションが唯一関連力量を確保することになる。
LSマリンソリューションは新規布設船を前面に出し、「西海岸HVDCエネルギー高速道路」など、国内戦略事業はもちろん、欧州・北米海上風力および超長距離海底網構築需要に本格的に対応する方針だ。
船舶は約2年間の建造を経て、2028年上半期に運航を始め、米国LSグリーンリンク海底ケーブル工場と連係して設計・生産・施工を網羅するグローバルターンキー受注体系を稼動する予定だ。
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