
韓・米・日・中・ロなど韓半島(朝鮮半島)周辺当事国とASEAN(東南アジア諸国連合)国家が一堂に会して外交戦を繰り広げる。
10日、韓国外交部によると、韓国首席代表を務めるパク・ユンジュ外交部第1次官は同日から2日間、マレーシア・クアラルンプールで開かれる韓-ASEAN、ASEAN+3(韓・中・日)、東アジア首脳会議(EAS)、韓-メコン、ASEAN地域安保フォーラム(ARF)外相会議に相次いで出席する。
韓国政府は今回の会議が韓国新政府のASEAN重視政策の持続意志を強調し、サプライチェーン・AI(人工知能)・文化・グリーン転換などの分野で協力を強化しようというメッセージを発信する契機になると期待する。同時に韓半島平和と北核問題解決の実質的進展のための新政府努力に対する国際社会の協力と支持も確保する契機にする方針だ。
特に韓日米・日中ロなど韓半島周辺国が集まるEASと、さらに北朝鮮まで会員であるARFでは韓半島問題をはじめミャンマー、中東、南シナ海、ウクライナなど国際情勢と安保懸案を眺める各国の攻防が激しく繰り広げられる見通しだ。
ただ、韓国はチョ・ヒョン外交部長官候補に対する任命手続きが終わらず、1994年のARF創設以来31年ぶりに初めて外交部長官が参加しない。このため、会議に出席する日米中ロ外交トップとの2国間会合には限界がある見通しだ。パク次官は現在、各国と2国間会談を調整中で、タイ、シンガポール、マレーシアなどの国々と会談が予定された。EASやARFなどの会議で席が並んで配置されると見られるロシアのラブロフ外相と対話するかどうかにも注目が集まる。
ARFは、北朝鮮が唯一参加する域内の多国間安全保障協議体だが、今回は参加しない見通しだ。北朝鮮の不参加は2000年のARF加盟以来初めて。今年会議が開かれるマレーシアと北朝鮮は2017年2月クアラルンプール国際空港で発生した金正男(キム・ジョンナム)氏の暗殺事件の余波で関係が悪化したのに続き、マレーシア北朝鮮である事業家ムン・チョルミョン米国身柄引き渡しで外交関係が断絶した。
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* この記事は、亜洲経済韓国語記事をAIが翻訳して提供しています。
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