死去15周忌を迎えた盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領が、歴代大統領の中で韓国人が最も好む大統領に選ばれた。
韓国ギャラップが3月22日から4月5日まで全国の満13歳以上の男女1777人を対象に「韓国人が一番好きな大統領」をアンケート調査した結果、盧武鉉(31%)、朴正煕(パク・ジョンヒ、24%)、金大中(キム・デジュン、15%)元大統領がそれぞれ1~3位を占めた。
李承晩(イ・スンマン)元大統領から尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領まで計13人の前・現職大統領のうち、盧武鉉、朴正熙、金大中元大統領を選んだ回答者は全体の70%に達した。
続いて文在寅(ムン・ジェイン)元大統領が9%、尹錫悦大統領は2.9%を、李承晩(2.7%)、朴槿恵(パク・クネ、2.4%)、李明博(1.6%)、金泳三(キム・ヨンサム、1.2%)、盧泰愚(ノ・テウ、0.4%)元大統領の順だった。
年齢別には、盧武鉉元大統領が20~50代で40%前後の選好度を示し、2位を記録した朴正煕元大統領は60歳以上で49%と圧倒的な支持を受けた。また金大中元大統領に対する選好度は30代以上で10%台の支持率を示し、文在寅元大統領と尹錫悦大統領は10代の選好度が高かった。
10年前の2014年に実施された調査と比較すると、盧武鉉、朴正煕元大統領に対する選好度は各々1%ポイント(p)と4%p減少した。金大中元大統領に対する選好度も1%p下落した。
一方、今回の調査は層化集落確率比例標本抽出方式を使用し、面接調査員インタビュー方式(CAPI)で行われた。標本誤差は95%信頼水準に±2.3%p、応答率は27.7%だ。
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