LGエネルギーソリューション、第2四半期の営業利益4922億ウォン…補助金を除いても黒字転換

[写真=LGエネルギーソリューション]
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LGエネルギーソリューションが米国インフレ削減法(IRA)基盤の税額控除の恩恵と北米事業の好調に支えられ、第2四半期に期待以上の実績を上げた。 税額控除(AMPC)を除いた実質営業利益も6四半期ぶりに黒字に転換され、収益構造の安定化に向けた信号弾を打ち上げた。

LGエネルギーソリューションは7日、暫定実績公示を通じ、第2四半期の連結基準で営業利益4922億ウォン、売上5兆5654億ウォンを記録したと明らかにした。 営業利益は前年同期比152%急増し、金融情報会社の連合インフォマックスの市場予想値(2994億ウォン)を64.4%上回った。

今四半期のAMPC反映額は4908億ウォンで、これを除いた実質営業利益は14億ウォンだ。 補助金を除いた営業利益の黒字転換は2023年第4四半期以降初めてだ。

売上は前年同期対比9.7%、前四半期対比11.2%減少したが、営業利益はむしろ31.4%増加し、収益性中心の戦略が効果を示したという評価だ。

会社側は、北米の顧客を対象にした高収益バッテリーの供給拡大、エネルギー貯蔵装置(ESS)の現地生産開始、持続的なコスト削減が業績改善の主な要因だと明らかにした 一方、売上減少については、欧州完成車メーカー(OEM)の在庫調整と中国ESSの生産量縮小が影響を及ぼしたと分析した。

下半期の展望も肯定的だ。 LGエネルギーソリューションは欧州向けの新型バッテリーの量産と北米ESSの本格稼動を通じ、売上回復の勢いを本格化する計画だ。 リチウムリン酸鉄(LFP)基盤の製品、高収益EVプロジェクト、北米ESSの早期対応システムを通じ、収益性中心の成長戦略を継続する方針だ。

証券街の期待感も高い。 新韓投資証券のイ·ジンミョン研究員は“ヨーロッパ市場は在庫正常化以後、漸進的な稼動率回復が予想され、ESSは北米工場生産拡大により、実績寄与度が本格化するだろう”と展望した。

一方、LGエネルギーソリューションは上半期、韓国バッテリー業界で初めて中国奇瑞汽車(チェリー・オートモービル)に46シリーズの円筒型バッテリーの供給を開始し、日本の豊田通商と共に米国内のリサイクル合弁法人(GMBI)を設立し、使用済みバッテリーの回収システムも強化している。
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