![[写真=サムスンSDI]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/22/20250522115603408723.jpg)
サムスンSDIの役職員を対象に行った自社株の事前請約が、配分株式数をはるかに上回る申請が殺到し、完売を記録した。
21日、業界によると、サムスンSDIの自社株事前申し込み率は100%を超えている。 大多数の役職員が請約に参加した中、配分物量である236万4200株を超過する申請が受け付けられ、事実上すべての配分物量が完売したのだ。
自社株組合に割り当てられた株式は、サムスンSDIが今回の有償増資を通じて新規発行する1182万1000株の20%に当たる。
今回の自社株請約の完売は、現在の株価対比低い新株発行価額とともに、今後の実績改善期待、エネルギー貯蔵装置(ESS)など中長期未来事業競争力に対する内部信頼が反映された結果と分析される。
先月30日、筆頭株主のサムスン電子(持分率19.58%)が割り当て量の120%に当たる超過請約を予告したことも、請約熱気に肯定的な影響を及ぼしたものと見られる。 サムスン電子は今回の申し込みを通じ、最大3198億ウォンを出資する計画だ。
サムスン電子の積極的な参加と役員や従業員らの自社株完売のニュースは、同日から2日間行われる旧株主への申し込みにも青信号となっている。
サムスンSDIの今回の有償増資は株主配分後、実権株一般公募方式で進行され、旧株主請約以後に実権株が発生すれば、27~28日に一般公募請約が進行される。 新株上場は6月13日に予定されている。
一方、サムスンSDIは19日、有償増資新株発行価額を週当り14万ウォンに確定した。 今回の有償増資を通じて約1兆6500億ウォンを調達する予定であり、調達資金は米国ゼネラルモーターズ(GM)との合弁法人投資、ハンガリー工場の生産能力拡大、全固体バッテリーライン施設投資などに投入し、バッテリー事業全般の競争力を強化し、未来成長基盤を整えるのに活用する計画だ。
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