![[写真=現代自]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/02/25/20250225155122703900.jpg)
現代自と起亜がサムスンSDIと提携し、ロボット専用の高性能バッテリーを共同開発する。 エネルギー密度を高め、出力と使用時間を画期的に増やすバッテリーを開発する方針だ。
現代自・起亜は24日、サムスンSDIと「ロボット専用バッテリー共同開発のための業務協約(MOU)」を締結したと25日、明らかにした。
今回の協力は両社がそれぞれ保有している資源と専門技術の力量を集め、ロボット最適化バッテリーを開発し、多様なサービスロボットに搭載するという目標の下で実現した。 現在、ほとんどのロボット産業群では電動工具や軽量電気移動手段(LEV)などに使われるバッテリーを搭載している。 しかし、構造が複雑で、非定型的なロボットの特性上、バッテリー搭載空間が制限的なうえに、規格に合わせて小さなセルを適用すれば、出力容量も共に減る慢性的な問題がある。
今回の協約を通じ、両社はバッテリー形態を制限された空間に最適化すると同時に、エネルギー密度を向上させ、出力と使用時間を大幅に増やしたロボット専用高性能バッテリーを開発することにした。
協約により、現代自・起亜ロボティクスラボは新規開発バッテリーのロボット適用評価と性能高度化を担当する。 長年のロボット開発と運用経験で蓄積した技術ノウハウを活用し、バッテリー最大充電・放電性能、使用時間・保証寿命評価などを進行する予定だ。
サムスンSDIはエネルギー密度の向上に向け、高容量素材を開発し、設計最適化を通じたバッテリー効率の高度化を推進する。 これを通じ、バッテリー使用時間が既存対比大幅に増え、価格競争力も備えることができる展望だ。 双方は今回の共同開発がロボット専用バッテリー革新のための代表的な協力モデルとして定着できるよう緊密に協力していく計画だ。
現代自・起亜はサムスンSDIとロボット市場の底辺拡大のための共同マーケティングにも乗り出す。 3月に開催される「インターバッテリー2025」のサムスンSDI展示館で、現代自・起亜のサービスロボット「DAL-e」と「MobED」を展示する予定だ。 参観客と業界関係者を対象に展示ロボットを試演し、ロボット用バッテリー市場の成長可能性を披露する。
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