![[写真=サムスンディスプレイ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/07/20250507105831159493.jpg)
サムスンディスプレイは無偏光板OLED(有機発光ダイオード)技術「LEAD」が世界情報ディスプレイ学会(以下SID)「今年のディスプレイ賞(Displays of The Year、以下DIA)」を受賞すると6日、明らかにした。
「DIA」はSIDが一年間発売された製品の中で最高のディスプレイに授与する賞だ。 授賞式は11日、米国サンノゼで開幕する「ディスプレイウィーク(Display Week)」期間に行われる。
SIDは“サムスンディスプレイの「LEAD」は不透明なプラスチックシートである偏光板に代わるOCF(On Cell Film)技術で、輝度を改善し、野外視認性を高め、同時にパネル厚さも20%さらに薄くした”と評価した。
「LEAD」は2021年、サムスンディスプレイが世界で初めて開発した無偏光板OCF技術だ。 従来のOLEDパネルで必須的に使われていた偏光板を除去し、外部光の反射を防ぐ機能を内在化し、輝度は高め、消費電力は減少するのが特徴だ。
また、偏光板を除去することで、パネルの厚さと重さを減らすことができ、柔軟でスリムなデザインを具現するのに卓越している。 フォルダブルスマートフォンに初めて適用され、最近はバー(Bar)タイプのスマートフォンまで適用範囲を広げ、その技術価値が認められている。
サムスンディスプレイ関係者は“「LEADTM」はOLEDの構造的限界を克服し、性能はもちろん、エコ性まで確保した革新技術”とし、“今後、低電力、高輝度特性が重要なスマートフォンはもちろん、IT製品まで多様な製品群に拡大適用されるものと期待される”と明らかにした。
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