![[写真=LGイノテック]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/08/20250408115138728819.jpeg)
LGイノテックがインテルと協力して人工知能(AI)を活用したスマートファクトリーの構築に速度を上げる。
LGイノテックはインテルとAIビジョン検査分野の協力のための了解覚書(MOU)を締結したと8日、明らかにした。
ビジョン検査は生産工程で製品などの外観を見て異常有無を確認する過程だ。 従来、人がやっていたことをカメラなどに代替しており、最近はAIまで適用する傾向にある。 特に、製造業で製品不良率を下げるため、多様な生産工程に活発に適用されている。
今回の協力で、LGイノテックはi-グラフィック処理装置(GPU)基盤のインテルAIビジョン検査ソリューションを全生産工程に適用する計画だ。 i-GPUは中央処理装置(CPU)に内蔵されたGPUである。 高価な外装GPUや追加のPC設置なしでもAI機能を具現することができる。
LGイノテックは、インテルAIソリューションを活用したAI学習モデルを開発し、ビジョン検査の判定精度を100%近く高めることができるものと期待している。 また、AI学習にかかる時間も最大1.5倍ほど早くなると予想した。
LGイノテックは昨年、モバイルカメラモジュールの生産ラインにインテルAIビジョン検査ソリューションを初めて適用した。 今年はフリップチップボールグリッドアレイ(FC-BGA)の生産拠点である亀尾(グミ)第4工場など、他の生産ラインにも段階的に拡大する計画だ。
LGイノテックはスマートファクトリー構築を通じて原価競争力の向上に速度を上げるという方針だ。
両社は今後、生産工程の知能化及び高度化に向けた協力を強化していく予定だ。
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