![[写真=LGイノテック]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/12/20250512153712330777.jpg)
LGイノテックがロボット用部品事業に拍車をかける。
LGイノテックはロボティクス分野のグローバル先導企業であるボストン・ダイナミクスとロボット用部品開発のための協約を締結したと12日、明らかにした。
今回の協約により、両社はロボットの「目」の役割をする「ビジョンセンシングシステム」を共同開発する。 LGイノテックはボストン・ダイナミクスが開発したヒューマノイドロボット「アトラス」の次世代モデルに装着される「ビジョンセンシングモジュール」を、ボストン・ダイナミクスは認識された視覚データを効果的に処理するソフトウェアを開発する。
「ビジョンセンシングシステム」はRGB(赤・緑・青)カメラだけでなく、3Dセンシングモジュールなど多様なセンシング部品を一つのモジュールに集約した製品だ。 このため、ロボットは視野確保に制約がある夜間や悪天候にも各部品が相互作用し、情報を総合して周辺環境を正確に認識することができる。
カメラモジュールをはじめとするLGイノテックのセンシング部品はスマートフォンを超え、自動運転分野でも活発に適用されている。 昨年のCES 2024では「ビジョンセンシングシステム」など、様々なセンシング部品の長所を結合した自動運転用センシングソリューションである「センサーポッド」を披露した。 このような技術力と事業経験を基に、ロボット用センシング分野で強力な競争力を見せるものと期待される。
今後、LGイノテックは光学分野はもちろん、多様な源泉技術をロボットに適用する案をボストン・ダイナミクスと共に模索するなど、協力範囲を拡大していく計画だ。
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