![[写真=LG]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/03/19/20250319112009276175.jpg)
LG AI研究院が独自開発した推論人工知能(AI)「EXAONE Deep」をオープンソースとして公開し、能動的な意思決定が可能な「Agentic AI」時代の転換を予告した。
LG AI研究院は18日、米カリフォルニア州サンノゼで開かれるNVIDIA年次開発者コンファレンス(GTC)で、EXAONE Deepを紹介すると明らかにした。 今回の公開は先月、国家AI委員会のディープシークR1級モデルオープンソース計画の発表以来、約1ヵ月ぶりのことだ。
EXAONE Deepは、韓国で初めてグローバル推論AIモデルと競争できる水準のモデルと評価される。 現在、オープンAI、グーグル、ディープシーク、アリババなど少数のグローバル企業だけが独自推論AIを保有している状況で、韓国企業が独自開発したAIが世界市場で競争力を備えたという点で意味が大きい。
特に、「EXAONE Deep-32B」はディープシークR1(6710億つのパラメータ)の5%規模に過ぎないが、米国・中国モデルとの比較で優秀な性能を見せた。 論理的思考力と問題解決能力の評価でも強みを示した。 実際、2025学年度の大学修学能力試験の数学領域で94.5点を記録して1等級を達成し、数学(MATH)-500評価では95.7点を獲得した。 また、科学問題の解決を評価するGPQAダイヤモンドテストで66.1点、コーディング能力を測定するライブコードベンチで59.5点を記録し、競争力を立証した。
LG AI研究院はEXAONE DeepをグローバルオープンソースAIプラットフォーム「Hugging Face」に公開し、米国非営利AI研究機関「Epoch AI」の注目すべきAIモデルリストにも登載された。
また、小型化された「EXAONE Deep-7.8B」は32Bモデル対比24%の大きさでも性能を95%まで維持し、オープンAIのo1-miniより高い性能を示した。 オンデバイスAIモデル「EXAONE Deep-2.4B」もやはり7.5%規模でも86%の性能を発揮し、外部サーバー接続なしに機器内部でデータを処理する保安性と実用性を備えた。
LG AI研究院は今後、LG電子、LGユープラスなど系列会社と協力し、オンデバイスAI市場を先導していく計画だ。
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