![[写真=サムスンSDI]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/02/19/20250219114302672332.jpg)
サムスンSDIが電気自動車バッテリー火災の原因の一つである熱伝播(Thermal Propagation)を遮断するNo-TP(No-Thermal Propagation)技術を開発し、商品化の準備に突入した。
No-TP技術は、セルとモジュール、パック内の熱伝播を防止するための総合技術である。 特定のセルに問題が発生しても、熱が他のセルに広がることを防ぐ安全設計だ。
該当技術はサムスンSDIが独自開発した「熱電波性能予測プログラム(TPC)」を適用し、最適のバッテリー構造を具現した。 問題のあるセルやモジュールだけを別途に交換すればいいため、バッテリーの使用性を極大化することができる。
サムスンSDIは、角型バッテリーの構造設計にも熱伝播を効果的に遮断できる技術を採用している。
極板には基材がぎっしり積まれているスタッキング工法が適用される。 これにより、セル内部の圧力を相対的に下げることができる。 基材の間に微細な隙間があって、内部にガスが発生しても圧力が東西南北の4方向に分散できるためだ。
サムスンSDIは“安全な高容量バッテリー開発のために持続的に努力していく”と明らかにした。
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