エコプロは29日、2026年第1四半期の連結ベースで売上高8,220億ウォン、営業利益602億ウォンを記録したと公示した。売上高は前年同期比で約2%増加し、営業利益は14億ウォンから42倍に伸びた。
今回の業績は、二次電池系子会社の業績回復とインドネシアの「GEN(グリーンエコニッケル)」精錬所の連結組み入れ、金属価格の上昇が複合的に作用した結果である。特に水酸化リチウムの価格は、1kgあたり10.3ドルから18.5ドルへと約80%上昇し、製品価格の改善をもたらした。
系列会社別には、エコプロBMが売上高6,054億ウォン、営業利益209億ウォンを記録し、収益性が大幅に改善した。欧州におけるEV(電気自動車)向け正極材料の供給拡大とAIインフラの普及に伴うESS需要の増加が影響した。
エコプロマテリアルズは売上高1,665億ウォン、営業利益157億ウォンで、前年に比べて黒字転換した後、2四半期連続で黒字の流れを維持した。GENへの組み入れとESS用前駆体の販売増加が業績改善を支えた。
エコプロHNも売上高347億ウォン、営業利益50億ウォンを記録し、半導体設備投資の拡大に伴う化学フィルター需要の増加と環境設備の受注拡大効果を反映した。
さらに、エコプロイノベーションやエコプロCNGなどの子会社も堅調な流れを示し、グループ業績を支えた。
エコプロはグローバル展開にも拍車をかけている。インドネシアのモロワリ(IMIP)に続き、IGIP(インターナショナル・グリーン・インダストリー・パーク)プロジェクトを推進中で、年間6万6000トン規模のニッケル精錬所(BNSI)は来年の量産を目指している。
欧州市場攻略のためのハンガリー正極材料工場も第2四半期から量産に入る予定だ。これにより、現地の顧客企業の獲得と販売の多様化を推進する計画だ。全事業部門で均等な成長を基盤に黒字基調を維持した中、金属価格の上昇が反映される第2四半期から業績改善がさらに加速すると予想される。
エコプロのソン・ホジュン代表は「工程革新やインドネシアの精錬事業など、先行投資が成果につながっている」とし「ハンガリー工場の稼働とIGIPプロジェクトが本格化すれば、グローバル競争力が一層強化されるだろう」と期待した。
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